2017.7.15
パールの輝きでVを…… 上田桃子はプライドをかける
<Photo:Masterpress/Getty Images>
サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)2日目
存在感を示す。それが上田桃子のプライドだ。「私の今、戦う環境はここです。キムヘリムさんに負けたくない。負けないように頑張る」と力を込めた。パー3の16番でグリーンを外すミスで、唯一のボギーとしたものの、安定感が際立つラウンド。「今朝、コーチが駆けつけてくれて、ショットの微調整を行った。上半身、下半身が同調してインパクトに向かうスイングを取り戻すことができたと思う。朝の練習場では、トップの状態でひと間を置くことと、左足が動きすぎていた。その修正です」と好調の要因を解説する。
一方、流れをとらえたのは、スタート直後、1、2番のパーセーブだ。「カップをオーバーして、返しのパッティングが微妙な距離だった。それをしっかりとカップイン。流れを切らさないパッティングができていると感じる。そうしたことを考えると、平均以上のプレーができていますね」とも語っている。先月、31歳を迎えた。上田には珍しく、プライベートの話題に。6月の誕生石はパールだが、「ここが勝負と感じる時。振り返ればパールのピアスをつけていた」と明かす。
この日も大粒のパールが両耳に。「昔からパールが大好き。だけど、女性っぽいと心から思ったのは、米ツアーへ出場していた頃、海外の選手がつけているのを客観的にみてからです。試合でつけるものをだいたい30組は、持ち歩いているけど、実際につけるのは2つか3つ。どれにするか、決めるのは当日の朝」と話した。パールの宝石言葉は、純粋無垢。なるほど、ゴルフ一筋の人生は、その言葉にふさわしい。
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