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2017.10.13

1st day プラスワン~比嘉真美子~

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

富士通レディース 東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(千葉県)1日目

 雨と寒さの中、比嘉真美子がなんとか耐えた。前半の9ホールは3バーディー、ノーボギーと好調なゴルフを展開したものの、後半のハーフは逆に3つのボギーを叩き失速。ただ、イーブンパーは首位とはまだ5ストローク差の24位タイ。明日、明後日の頑張り次第でまだチャンスはあるはずと比嘉自身がこの日のゴルフに手応えを感じていた。

 8月の『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』で実に約4年3ヶ月ぶりとなる復活優勝を飾ったのは記憶に新しい。一時はスランプに陥り、食事も喉を通らない状態だったが、そんな彼女を献身的にサポートしていたのが姉の久美子さんだ。久美子さんの夫であるフローリアン・ロドリゲスさんがキャディを務め、チームとしてツアーを戦っていたわけだが、義兄の仕事の関係で9月の『日本女子オープンゴルフ選手権競技』を最後に夫婦でフランスへと渡った。環境の変化に対して「何か物足りなさは感じますね」と寂しさを滲ませると同時に「今まですごいサポートをしてもらっていたんだなと改めて実感しています」と感謝の気持ちも込み上げているようだった。

 8月の優勝は旅立つ姉夫婦へのプレゼントという気持ちが強かったが、今度は感謝の気持ちを優勝という形で表したい。

 先週までの1ヶ月はゴルフに不安を感じていたと比嘉。それは環境が変わったことへの不安ではなく、技術的な部分。「なかなか思うようなゴルフができていなくて、いいフィーリングが出なくて大丈夫かなと思っていたんですが、今週はいいリズムというか、少しポイントが見えかけています。今日はイーブンパーにとどまってしまいましたが、自分の感覚では噛み合えばもっといけるかなという感触があります」。

 明日、明後日も天候は悪いとの予報が出ているが、そんな時こそティーショットをフェアウェイにきっちり置くことが大事だと比嘉は言い切る。「王道の攻め方ですがフェアウェイにきっちり置いて、悪天候の中でパーを重ねつつチャンスが来たらバーディーを狙っていく攻め方が必要かと」。

 当たり前のことが当たり前のようにできなかった経験がある比嘉だからこそ、普通のことの重要性を実感しているに違いない。予報通りの悪天候になるほど勝機は比嘉にありそうだ。

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