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2017.11.2

2度あることは、3度… 上田桃子に注目

TOTOジャパンクラシック 公式練習日

 優勝直後ということもある。上田桃子が強烈なオーラを放っていた。「調子が上がっている。いい状態だと思う。今、自分で感じるのは、楽しみ。集中力を切らさずに18ホールをプレーしたい」と語っている。NOBUTA GROUPマスターズGCレディースで今季2勝目を飾った後、前週は当初からオープンウィークに充てていた。「不思議なことに、休みの前は、成績がいいんですよ。熊本のKKT杯、(今季初勝利の)中京テレビ・ブリヂストンレディスもそうだった」。

 そのオープンウイークに決まって行うことがある。師のひとり、故荒川博さんの仏前で、「報告を兼ね、お話をします。もうすぐ、お墓ができるそうです。納骨まで、遺骨は弟さんのお宅に。手を合わせ、心の中で先生とお話をしました。つまり、自分の気持ちを整理するために。勝敗がどうこうよりも、誓いを新たにするということでしょうか」。清々しい表情が印象的だ。

 一方、新築中の熊本の自宅も完成が近い。当初、11月の予定が相次ぐ台風などの影響で、1カ月ほど遅れたものの、「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの後の、お楽しみにしましょう」と前置きし、「でも、私の部屋がありません。これって、ひどいでしょう」と苦笑する。そんな話を冗談交じりに語れるのは、余裕があればこそ。「このコースは、ハザードがきいている。ティーグラウンドでプレッシャーを感じます。そういう意味で、アメリカを感じさせる」と独自の解釈をした。今大会、過去2勝。2度あることは、3度あるものだ。


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