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2017.11.22

鈴木愛、ナンバーワンへの挑戦

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 公式指定練習日

 日本一になりたい。賞金ランキング1位の鈴木愛は、2013年の森田理香子以来、4年ぶりの日本人選手による賞金女王へ王手をかけて、宮崎入り。「プレッシャーは多少あるし、最終戦まで女王争いがもつれるのは久しぶりのこと。女王を取りたい気持ちはありますし、ショットの調子は本当に良い感じ」と手ごたえは十分。この日行われた、LPGA公式写真撮影では、人差し指を嬉しそうに出し、順調さをアピールした。

 最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップまで賞金女王争いがもつれるのは、2013年以来、実に4年ぶり。鈴木は今週で単独6位以内に入れば、他の選手の順位に関係なく、賞金女王が確定する。ただ鈴木は「このコースはティーショットからグリーンまで全て難しい。ただ私も年々賞金ランキングが上がっている。調子も良くなってきているし、6位じゃなくて優勝を狙いたい」とあくまで目指すはナンバーワン。

 高麗グリーンでパッティングのラインが読みづらいという選手も多いが、鈴木のセールスポイントは精密機械のような正確なパッティング技術と、強気のタッチ。好調のショットに加え、パッティングが冴えわたれば、これ以上の物はない。今週に入っても、誰よりも遅くまで練習する姿は最後まで変わらなかった。練習の虫が羽ばたく瞬間まであとわずか。初のビッグタイトル獲得へ向け、準備万端で大会初日を迎える。


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