明治チョコレートカップ　第1日目

　LPGAツアー第16戦『明治チョコレートカップ』1日目（賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円）が、北海道北広島市の札幌国際カントリークラブ島松コース（6,518Yards,Par72）で開催された。朝方降った雨も上がり、気温21.5℃と北海道らしい爽やかな気候の中、昨年度賞金女王の大山志保がトータル6アンダーでこの日単独トップにたった。2位にはトータル4アンダーの馬場ゆかりが続いている。 前年度優勝者の全美貞（ジョンミジョン・韓国）は3オーバーの48位タイと出遅れた。

　3日（火）に全米女子オープンから日本に帰国したばかりの大山だが、7バーディー1ボギーの66をマーク。大山は「このコースは簡単ではないですけど、アメリカのコースと比べるとしっかり打てました。先週のプレーが生かせて、1打1打集中できたのが良かったです。全米女子オープンでのラウンドで、パターの距離感とかアイアンも今までよりしっかり計算して打てるようになりました。パッティングはアメリカに行って自信がついたし、この調子のいいまま帰ってこれてよかったです。残り2日間も集中してさらにスコアを伸ばしたいです」。アメリカで"自信”という大きなお土産を貰ってきた大山。今季2勝目に向けて、最高のスタートを切った。

2位の馬場ゆかり（1イーグル4バーディー2ボギーの68ストローク）
「(9番ﾎｰﾙ)のチップインイーグルで流れが変わったと思います。あそこは、北田(瑠衣）さんが私より先に打って、いいラインを見せてもらったので参考になりました。中京テレビ・ブリヂストンレディスでは悔しい思いをしたので、今週は何とか勝ちたいです。残り2日も自分のゴルフができればいいと思います」。