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2018.3.15

菊地絵理香、1番をどう攻める

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

 2018年LPGAツアー第3戦『Tポイントレディス ゴルフトーナメント』(賞金総額・7,000万円/優勝賞金・1,260万円)が大阪府茨木市・茨木国際ゴルフ倶楽部(6,261ヤード・パー71)で16日、開幕する。15日はプロアマ大会が行われ、出場選手はゲストとともに楽しい1日を過ごした。しかし、ホールアウト後はなぜか沈思黙考…。その理由は難コース攻略にあった。

 伝説に残る完全Vから1年が経った。菊地絵理香は、ディフェンディングチャンピオンとして迎えた今大会について、こんな感想を漏らす。「そうですね。1年が過ぎました」と話した後、「でも、開催コースが違いますから、ディフェンディングという感じがしません。それと、コースが難しすぎる。調子がどうこうや、そういったことよりも、コースマネジメントをどうするか-そればかりを考えている」という。

 今大会は、大阪で12年ぶりに開催される女子ツアーで、ファンの期待が高い。ただし、選手を待ち受けるのはパー4で、LPGAツアー歴代2位の1番(450ヤード)だ。「(2オンが)難しい。あさイチでいきなりでしょう。そればかりを考えている。また、1番ばかりではない。全ホールが難しい。グリーンも、ですよ」と解説した。

 とはいえ、そんなことを口にするのは出場選手、全員だ。実力がものをいう。「優勝スコアは、5アンダー。私は予想しています。去年の鹿児島からコースが代わって、新鮮な気持ちがする。今年の目標は、獲得賞金が1億円へ再チャレンジすることだし、優勝は当然のこと。公式戦で勝ちたい」と静かな闘志をたぎらせる。

 今オフは、ほとんどがゴルフ漬け。唯一、の骨休めといえば、山形・銀山温泉へ出かけた程度だった。「私は、夏が好きだけど、なぜか成績は春先がいい」。尾花沢市の銀山温泉は、ドラマ「おしん」のヒットで一躍、全国区になった。「あれほど雪が積もるところへいったことがない。とてもいい休日でした」。おしんといえば、忍耐である。1番の攻略法、難コースをどう乗り切るか。お手並み、拝見-。

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