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2007.8.26

ヨネックスレディスゴルフトーナメント 最終日

不動裕理が優勝!

 2007年度LPGAツアー第23戦『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の最終日が新潟県長岡市のヨネックスカントリークラブ(6,346yard Par72)で開催された。
 天気は薄曇り。正午の気温が28.2℃と蒸し暑く、日差しも強い長岡地方であったが、昨日より2,000人以上多い、8,705人ものギャラリーが会場に詰めかけた。

 試合は、初日からトップの不動裕理が、最終日も6バーディー1ボギー1ダブルボギーの69とスコアを伸ばし、通算12アンダーで今季2勝目、森口祐子の41勝を抜く通算42勝目を完全優勝で飾った。2位には1打差で上田桃子、3位には通算9アンダーの具倫希(クユンヒ・韓国)が入った。

 最終日も首位でスタートした不動。前半でスコアを3つ伸ばし、2位上田との差を4打に広げ、独走体勢かと思われた。しかし、2位上田に3打リードで迎えた17番、「何をやっていたんでしょうね。あんなに頑張っていたのに、あの一打で2打損したなんて」と語るように、不動は120ヤードの2打目をクリークに入れてしまいダブルボギー。一気に1打差になると、18番パー5で上田が2打目を6mに付けてイーグルチャンス。一方不動は、3打目をピン横4mに付けバーディーチャンス。勝負の行方はグリーン上までもつれ込んだ。上田がイーグルを決められなかったのに対し、不動は難しいフックラインを見事に決めて勝負あり。バーディーで優勝を決めた。「今日は本当に勝ちたかったので、慎重になった部分もあると思うし・・・。チャンスはものにしなきゃいけないなと神経を使いました。とにかく今日は勝ちたかったですね」とほっとした表情で語った。「次は日本女子プロゴルフ選手権にでるので、やっぱりもう一度選手権で勝てるように、来週はゆっくり休みたいと思います。(賞金女王は?)そこにはこだわっていません。出る試合は頑張ります」とこの日一番の笑顔で締めくくった。

 2位タイからスタートした上田。6バーディー1ボギーの67と猛チャージをかけるも不動に一歩及ばなかった。「最後パットが打てなかった自分に悔しいです。でもいいゴルフが出来てたとは思うんですけど・・・後半あと少しっていうのが多くて、それだけ打てていないということだし、出来る限りのことは精一杯やったので」と悔しさを滲ませて語った。今大会で2位になったことで、全美貞(ジョンミジョン・韓国)を抜いて賞金ランキングトップに立った。「今は上ですけど、全然分からないし、激戦なので自分で頑張るしかないと思います。毎週優勝争いして、強い自分を見せたいです」と今後のさらなる活躍を予感させた。

9位タイと健闘した、地元新潟出身・ヨネックス所属の若林舞衣子
「(3日間終えて)3日間アンダーでプレーできたけど、最終日のバックナインでバーディーを取れなかったのがすごく悔しいです。(地元でのプロデビュー戦でしたね)地元だったのでギャラリーも3日間応援してくれて、それに励まされたのが大きかったです」。

昨年に引き続きベストアマチュアの宮里美香
「(今日を振り返って)長かったです。リズムをつかむのに時間がかかりました。前半ショットは良かったんですけど、パットが全然だめでした。でも最終日のスコアを伸ばせることは、自分の中で自信がつきました」。

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