4日開幕　Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament　

　2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第2戦『Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament』（賞金総額3,000万円、優勝賞金540万円）が、4月4－6日の3日間、滋賀県栗東市・琵琶湖カントリー倶楽部 琵琶湖／三上コース（6,380ヤード／パー72）で開催される。

　食料生産、エネルギー変換の分野での課題解決を追求。未来につながる社会と、より豊かな暮らしの実現を目指しているヤンマー株式会社との共催で行われる。昨年は、プロ2年目の山内日菜子が、鮮やかな逆転劇を披露。ステップ・アップ・ツアー初優勝、記念すべき初代女王となった。
　第2回を迎える今回は、ディフェンディングチャンピオンの山内。開幕戦のラシンク・ニンジニア／RKBレディースで優勝争いを演じた西木裕紀子、山田成美や、地元・滋賀県出身でステップ・アップ・ツアー1勝の北村響など、108人が出場を予定している。
　会場の琵琶湖カントリー倶楽部 琵琶湖／三上コースは過去、日本女子プロゴルフ選手権大会、日本女子オープン、日本オープンなどの公式戦をはじめ、数々のトーナメントが開催されたチャンピオンコース。賞金総額3,000万円、序盤の高額賞金大会を制し、賞金女王レースを牽引していくのは、どの選手か。白熱した戦いに注目が集まる。

《ステップ・アップ・ツアー》
　昨シーズン、ロレックス・ランキングのポイント加算対象ツアー（※3日間大会・54ホールに限る）へスケールアップした。レギュラーツアーの出場資格を持たない選手、新人選手が対象で、18年も21試合を行う。賞金ランキング1位には、19年の第1回リランキングまでのレギュラーツアーへの出場資格。2-5位にはファイナルQT出場資格、6-10位の選手と優勝者には、サードQT出場資格が与えられる。

《アラカルト》
　優勝トロフィーには、桜が散りばめてある。今大会をステップに大きな花を咲かせてほしい－そんな願いを込めて制作されたものだ。併せて、「将来の女子日本プロゴルフ界を担う選手を応援する」が、共催のヤンマー株式会社の理念である。同社は、サッカーJ1・セレッソ大阪を支援していることで知られるが、次世代のスター育成へも積極的だ。セレッソは、下部組織で、ハナサカクラブを運営している。大会名称にもそんな由縁が。
　また、セレッソとはスペイン語で桜の意味だ。ヤンマー本社の所在地、大阪市の市花は、桜。開催時期といい、日本文化になじみの深い桜へ、徹底的にこだわった。ちなみに、桜には、「優美な女性」という花言葉がある。