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2018.4.22

Day 3 松尾恵のプラスワン テック

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

フジサンケイレディスクラシック 川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)最終日

 勝者のたたずまい。この言葉が当てはまるかどうかは別として、今大会の永峰咲希は、開幕からふんいきがありました。勝因は、パッティングが従来とは比較できないほど、安定していたことにあるでしょう。確かに、本戦の最終18番で、よもやの3パットはありましたけど、本人が、カップインさせれば優勝のパーパットについて、「手も足も震えてしまって…」と語っていたように、プレッシャーだったと思います。

 そうはいっても、すぐに気持ちを切り替えた。菊地さんを相手のプレーオフは、実に落ち着き払っていた様子。待望の初優勝は、堂々たるものでした。振り返ると、第1日から、ショートだけは絶対にしない。そんな気迫が伝わってきました。パターを前週から替えたことも奏功したようです。ポイントは第2日。好スタートを切った後、調子がいまひとつでした。でも、何度もしぶといパーセーブがあり粘って、優勝争いに踏みとどまったことが、最終日のチャージへつながったと思います。

 同じ、九州がふるさと。ルーキーの頃から、それとなく気になる存在でした。当時の印象は、ショットが巧み。すぐに勝つのだろう、と楽しみにしていたのです。しかし、ショットとパッティングが、なかなか噛みあわない。賞金シードの常連となったものの、5年目のシーズンへ突入。ただし、今回は前述したように、何かが違っていました。

 第1日、1番のティーグラウンドでみたスイングは、迷いがない。きっちりとクラブを振りぬいていたのです。おそらく、前週の大会で今季初のトップ10フィニッシュを決めたことも、自信になったのでしょう。

 今大会は、初優勝者が多いことでも知られています。風の読みや、高麗グリーンの難しさ。どう考えても、経験豊かなベテランが有利。とはいうものの、コースが人を育てるといいます。世界でも名を知られる川奈ホテルゴルフコースは、厳しい条件を与えることで、選手からプラスアルファを引き出してしまうパワーをもっていました。私は、そう考えています。

(担当理事=松尾 恵)

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