2018.4.28
鈴木愛、64で急浮上 35人を抜き去った
<Photo:Ken Ishii/Getty Images>
サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント グランフィールズ カントリークラブ(静岡県)第2日
前日とは一転。鈴木愛が、グランフィールズカントリークラブの大会コースレコードを更新した。自己ベストと並ぶ64に、ギャラリーの視線がくぎ付けに。まずは2番で、ピン10センチにつけるスーパーショットを披露する。13番まで、3連続2回を含む、8バーディーを奪う。「あとひとつで、今まで出したことがない63。そこはわかっていました」。もちろん、最後まで攻めの意識は変わらない。ところが、「今日は、微妙なところにピンが切ってあった。残念だけど、それは次のチャンスに」。淡々と語った。
第1日は予想外の不調に見舞われ、38位タイと出遅れる。それでも、例によって最後まで居残って、練習するスタイルに変わりはない。「ヘタだから、練習をします。当たり前のことでしょう」。この日も同様で、体のケアを済ませ、クラブハウスを後にしたのは午後7時だった。
「パッティングの不調は、ストロークする際、ヘッドを目で追ってしまうことに気がついた。無意識に見てしまうことを、今日はすごく注意を。頑張って見ないようにすることが、すごく大変です」。リベンジの態勢は整った。今回で今大会は、3年連続の最終日、最終組である。「好きなコース」とずっと言い続けても、優勝は遠い。昨年は、キムハヌルとのプレーオフに敗れ、惜敗。「これだけ練習してもなぜ、勝てないのか」と、ひと筋の涙を流したことが印象に残る。その後、より一層の努力を重ねて、賞金女王に輝いた。
「結果よりは、内容を重視します。シーズンは、これから長い」。1年を経て、成長の跡がはっきりとわかる言葉で締めくくった。
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