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2018.4.30

日韓女王が激突 茨城が燃える

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2018年LPGAツアー公式戦、第1戦『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』が5月3-6日まで、茨城県つくばみらい市・茨城ゴルフ倶楽部西コースで行われる。出場選手は、ディフェンディングチャンピオンのキムハヌル、17年の賞金女王、メルセデスベンツ最優秀選手賞の主要2部門を獲得した鈴木愛。また、17年の韓国女子ツアーの賞金女王、イジョンウン6が参戦する。16年、新人賞に輝き、昨年は史上初の1ラウンド60を達成し、年間平均ストローク69.80をマークした。同ツアーには、同性同名の選手がいるため、数字を合わせて表記。ホット6の愛称で絶大な人気を誇っている。

 一方、米女子ツアーから畑岡奈紗が帰国。故郷・茨城県で開催されるビッグトーナメントで成長した姿を披露する大一番だ。そして、注目したいのは前人未到の公式戦4冠を狙う、不動裕理。今季はKKT杯バンテリンレディスオープンで優勝争いを演じるなど、ベテラン健在をアピールした。不動とともに、キャリアグランドスラムを目指す、テレサ・ルーにも注目。他では、今季2勝のアンソンジュ、復調ムードを漂わせるイボミや、好調の比嘉真美子など、120人が出場する。

 コンセプトは、世界基準。昨年に続き、西コースで行われる今大会は、飛距離自慢だけではなく、どの選手にもチャンスがある。「西コースは、受けグリーンで、しかもアンジュレーションがきつい。マネジメントをしっかり行い、フェアウェイから、精度の高いショットを打たなければ、スコアを伸ばすことができない」と大会実行委員長、原田香里は説明した。 そして今回、各選手が要注意とあげているのが、砂を入れ替えたバンカーだろう。

 全国からサンプルを取り寄せ、入念に分析。そして、選び出したのは新潟産の山砂だった。視察プレーを行った、キムハヌルが、「5Iのショットで、目玉の状態になった。これはやっかいです。絶対にいれないよう細心の注意をしたい」と語るほど。とはいえ、コースコンディションは、これ以上ないほどの仕上がりだ。「コースさんも、できることはすべて行ってくださった。最高の状態です。世界で戦える選手を数多く、という理念がある。というわけで、厳しいセッティングにしました。選手は、ありったけのテクニック。それから精神力を発揮してほしい」(原田)。

 開催日は、ゴールデンウイークですべて祝日だ。交通アクセスが良く例年、大ギャラリーが訪れる。LPGA会長・小林浩美が、「ゴルフを知らないご家族にも1日中、楽しめるイベントをたくさん企画しました。芝生の上で、大いにゴールデンウイークを満喫してください」。隣接する、東コースにはプレイパークを開設するなど、イベントが満載だ。

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