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2018.5.4

女王対決、的中! 鈴木愛が燃える

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県)第2日

 ビンゴ! 「まさか、当たるとは」。鈴木愛が今大会のキャッチフレーズが的中したことに驚いた。この日は6バーディーを奪う快進撃。しかし、3ボギーが痛い。それも17、18番で連続ボギーである。「ヘタクソだなぁ。そう思いました」が、第一声。

 2Rのスタート時から、上昇ムードを漂わせた。6メートルのパーパットを沈める。そうはいっても、ウォーミングアップは十分。サスペンデッドとなった前日のプレーを1ホール、残していたからだ。「早起きは、大嫌い。1ホールのために午前3時40分、起床です」。これも、仕事の厳しさだろう。言葉とは裏腹に、満面の笑顔をつくった。最近のトーク、おもしろいと評判をとっている。

 「パッティングの感触は、すごく良くなっている。ただ、ショットのフィーリングがいまひとつ、しっくりこない。最終ホールの第1打、フェアウェイにヒットしなかった。ここが…」と、前置きし、「ここは日本のLPGAツアー。サッと来て、勝たせるわけにはいかないでしょう。(イジョンウン6は)去年のザ・クイーンズで同組の経験がある。飛距離が出るし、ショートゲームがうまい。クラッチパットを必ずカップインさせる。本当に勝負強いなぁという印象を受けました」と加えた。

 そして、ボルテージが一気に上がる。「彼女はすべてが上手だということは、選手がみんな知っている。でも、初出場でいきなり勝たれるようなツアーでは、いけないでしょう。今、日本ツアーの賞金シードは外国人選手がすごく多い。サッと来て、すぐにシード。それではちょっと…。もっと、みんなが実力以上のものを発揮して、いかないとダメだと思います」と、持ち前の負けん気を言葉にした。

 とはいうものの、自身は冷静である。「前週は気持ちばかりが先に行ってしまった。今回は、大好きな4日間大会だし、じっくりと戦況をみながらプレーをする。最終日、温存していたメンタルと体力をフルに発揮します」。4つの公式戦で、「最も苦手。チャンスがない」と漏らしていた大会で、急上昇を示した。日本には、鈴木愛がいた-ホット6にいわせてみたい。

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