2018.5.5
意地と度胸の大決戦 愛は最終組がお好き
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県)第3日
日本のナンバーワンという自負がある。鈴木愛は、4ストロークのビハインドも、「まだ、チャンスがある。少しも気を抜けないコース。すぐに、ダブルボギーが来る。絶対にあきらめない。これまで、このコースで優勝争いのチャンスなど1度もなかった。にもかかわらず、この順位で最終日を迎えられるわけですから」。
この日は、スタートホールでボギーだった。それでも、我慢を続ける。16番、残り48ヤードの第3打を58度でチップインバーディーを決める。ギリギリで踏みとどまった。「以前の私はだったら、おそらくきょうのような流れになると5オーバー、6オーバーでも不思議はない。絶対にあすも最終組で戦う。そればかりを考えて、ずっとプレーした」という。
ギャラリーも必死に声援を送った。韓国のイジョンウンは、6人いても、日本で鈴木愛といえば、オンリーワン。ましてや、今大会は23歳最後の一戦だ。週明けの9日は誕生日である。「プロになるまで、自分の名前を、それほど考えたことはありません。でも、試合に出場してから、皆さんが私の名前を憶えてくださった。名前で呼んでいただき、本当にありがたい」と語った。
大逆転で、3つ目の公式戦タイトルを手中にすることが女王のプライドだ。「最終組だから、チャンスがある。敵は、目の前にいた方がいい」。なるほど-。
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