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2018.5.11

アカデミーが育成 安田彩乃がステップ初V

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

 2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第5戦『静ヒルズレディース 森ビルカップ』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会最終日が11日、茨城県常陸大宮市・静ヒルズカントリークラブ(6,442ヤード・パー72)で行われた。首位と2打差の6位からスタートしたプロ3年目の安田彩乃が5バーディー、1ボギーの68をマーク。通算3アンダーでステップ・アップ・ツアー初優勝を飾った。1打差の2位は丹萌乃、昨年優勝のアマチュア・平塚新夢は4位タイ。(天候:曇りのち晴れ 気温:19.9℃ 風速:1.3m/s)

 コースでは冷静でも、「最後の3ホールは、あまりよく覚えていない」。安田彩乃は、優勝が決まると興奮を隠せない。前半、スコアを2つ伸ばしたが、折り返しの10番、パー5でボギーを喫した。ここで、目標を『優勝』から『60台であがる』に切り替えたそうだ。 

 しかし、12番。ここで流れが変わった。「自分がイメージした所よりも、ボールが飛んでしまい、あっ…」。グリーン右サイドからの第2打は、チップインバーディーだった。またも、ターゲットを優勝へ軌道修正すると13番、16番でもバーディーを奪う。そして、勝負所の17番。2.5メートルのパーセーブは、ライバルたちを沈黙させる執念のストロークに変わった。

 「優勝できる、と自分を信じてプレーしていた。でも、本当に優勝できて信じられない気持ちです」。これまで何度も、ステップ・アップ・ツアーでは、優勝争いを展開しながら、脇役に甘んじた。まさに、本音だろう。

 ヒルズアカデミー出身で、高校からプロになるためのノウハウを叩きこまれた。「小学生の時も、ここで試合に出させていただいたことがある。アカデミーの先生からは、たくさん怒られた。そのおかげで、ベストスコア66をここで出すことができた」。しみじみと振り返る。この日のグリーンサイドには、恩師のひとり、中嶋常幸の姿が。「良い成績を残したい。良い姿を見せたいと思っていたので、本当に嬉しい」と喜びを分かち合った。

 一方、あこがれは、原江里菜。プロテスト前、優勝争い前夜など決まって連絡が入った。『1回の優勝は、100回の悔しい敗戦からつかむ』という助言。プロ3年目の優勝は、変化への序章にすぎない。

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