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2018.5.12

勝みなみ 自然体で5位タイへ浮上

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

ほけんの窓口レディース 福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県)第2日

 わずか1日で勝みなみが変わった。首位から4打差の5位タイで最終日を迎えるが、今日は晴れ晴れとした笑顔が印象的。「ノーボギーのラウンドは、やっぱり気持ちがいい。昨日はなぜか、第1日からあせりがあった」という。その反省から、第2日は淡々とプレーすることを心がけた。「今日は、内容も良かったし、スコアもいい。気持ちひとつでここまで変わることができる」と言葉が弾む。

 ただ、この日、おやっと感じたのは、3つのバーディーよりも、18番の反省だった。残り40ヤードの第3打。58度でベタピンを狙った。が、「1ヤード距離が足りない。グリーンエッジに落ちて、ボールの勢いが…。結局、カップから12ヤード、ショートです」。最終日につながるバーディーフィニッシュはならなかった。特に、17番で4メートルのバーディーパットを決めた後だけに、ここは勢いに乗って、もうひとつ、と感じたことだろう。

 「それほど、欲を出したわけではない。私の場合、終盤になると、もうすぐ終わる。そういう気持ちになると、ダブルボギーなどを打つ。とにかく、気持ちです」。ゴールデンエイジのトップランナーである。プロ入り後、同期のツアー初Vは新垣比菜に譲ったものの、10戦でトップ10フィニッシュが4回。賞金ランキング15位と健闘している。同世代と比較して、この安定感は群を抜く。

 「スコアを伸ばせるところまで伸ばしたい。そんな気持ちがありますけど、そればかり気にしていたらダメ」。実力者がひしめく上位で、どんなパフォーマンスを展開するのだろう。日々成長の証をみたい。

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