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2018.5.20

ペヒギョン ジンクス破りのツアー初V

<Photo:Masterpress/Getty Images>

 LPGAツアー第12戦『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』大会最終日が5月20日、愛知県豊田市・中京ゴルフ倶楽部石野コース(6,441ヤード/パー72)で行われ、ペヒギョンが通算13アンダーで、LPGAツアー初優勝。7バーディー、ノーボギーの65と圧巻のプレーを展開した。通算11アンダーの2位は一ノ瀬優希、穴井詩、小祝さくらの3人。(天候:晴れ 気温:20.8℃ 風速:3.1m/s)

 ペヒギョンの快進撃がスタートしたのは、パー3の12番。PWのティーショットは、あわやホールインワンのスーパーショットだった。ピンから20センチ。この日、3つ目のバーディーを奪った。こうなると勢いが止まらない。13、14番で3連続。その後も、16番で2メートルのバーディーを決める。そして、混戦にピリオドを打ったのは18番。120ヤードの第2打を、48度でピン4メートルにつけた。バーディーで締める。

 来日4年目でつかんだ待望のシーン。ここまで何度も優勝争いを演じてきたものの、精神面の弱さが顔を出す。「ドキドキしてしまった」。最終日になると、本来の力を発揮できない。しかし、この日は違った。「最後まで、とにかく楽しい。1日中、楽しいことばかりを考えていた」。ということで、待望のインタビュールームでの優勝会見だったが、「まったく実感がありません。たぶん、部屋に戻って、韓国の母へ報告したら、涙が出てくると思います」と話した。

 ヒロインではなく、ヒーローになることが夢だ。小学生でドラゴンボール、その後がハリーポッターシリーズで、プロゴルファーになってから、マーベルコミックのヒーローにあこがれる。特にアベンジャーズシリーズがスタートすると、一気にヒートアップ。マイティ・ソーがごひいき、というところでマニアであることがわかる。現在公開中の最新作は、何と日本語吹き替え版で鑑賞。それほどの日本通になった。

 一方、今大会の開幕前夜、気にしていたのがプロアマトーナメントで優勝したこと。ゴルフ界には、プロアマで優勝すると、本番で勝てないというジンクスがある。ぺは今回を含め、4度の優勝が……。「そんなことはないという証明をしてみたい。私は、プロアマトーナメントが大好き。チームで力を合わせて戦うところが魅力です。毎週、楽しくプレーしている」。この日も、優勝を意識はせず、「キャディーさんと2人だったけど、とにかく楽しかった」という。

 会見ではうどんとラーメンが大好物と明かしたものの、試合期間中はホテルの部屋でサラダとヨーグルトという質素な夕食を摂る。「8時間以上の睡眠は、必須。食べたら、すぐにベッドへ入る」という徹底ぶりだ。

 第2日、自身のプレーを99点と採点し、最終日は、もちろん100点。好調が続く要因を1Wの安定感と分析した。「前週から1Wを替えました。それまで、1ラウンドでフェアウェイをキープしたのは、だいたい4、5回。でも、替えた途端にその倍以上、曲がらなくなった」と説明している。

 2010年のアマチュア時代、韓国ツアーのLIGクラシックで優勝。11年からプロに転向し、13年にはプロ初Vの実績。新たに今回の優勝でどう変わるのか。「私は、私のスタイルでいくだけです」と語った。ちなみに、日本で最も好きな場所は、新宿の公園。姉のように慕っているキムハヌルからは、「女性らしく。お化粧をしなさい」といわれているが、「それが苦手です」。25歳、ゴルフに夢中だ。

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