2018.5.24
Day 2 松尾貴子のプラスワン テック
<Photo:Ken Ishii/Getty Images>
ダイクレレディースカップ 呉カントリークラブ(広島県)最終日
何かをつかんでほしい。ステップアップの機会を-。コースを歩いていると、そんなメッセージを感じます。呉カントリークラブの皆さんが、素晴らしい環境を整えてくださった。勝負は、スリリング。ただ、優勝した山戸未夢さんは、揺るがない信念があったように思いました。勝負を分けたのは、18番の第2打。絶対に、左へは行かない。そんな、気迫が伝わってきました。ショートゲームのフェイスコントロールが巧み。グッドショットです。
プレッシャーがかかった時、普段の自分が出せるか。山戸さんは、最終日の14番からクラブをきっちりと振り抜いていました。首位を逆転されても、焦りなどの様子はみられない。このあたりの思い切りの良さは、特筆ものでした。そういった精神面の安定感が、終盤、首位に立った、照山亜寿美さんへプレッシャーになったかもしれない。
17番・パー3。信じられないことが起こりました。首位の照山さんが、カラーから4パットでダブルボギー。16番でバーディーをとり、流れを引き寄せただけに、まさか、まさかのシーンです。好事魔多しの典型。それほど、グリーンが難しい証明でした。
早朝のコースは、雲海が広がり、幻想的。スタート前、自然の美が各選手へエールを送ってくれた。こんなロケーションを目に焼きつけることができるのも、プロゴルファーの特権です。手を合わせて、感謝-。
(担当理事=松尾貴子)
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