2018.6.15
エースで覚醒 福山恵梨が首位発進
2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第10戦『ユピテル・静岡新聞SBSレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が15日、静岡県御前崎市・静岡カントリー浜岡コース(6,485ヤード/パー72)で開幕した。大会第1日は、昨年ステップ・アップ・ツアーで3勝を挙げた福山恵梨が、4アンダーで福田裕子と並び、首位。1打差の3位タイに森岡紋加など6人がつけた。(天候:雨時々曇り 気温:21.4℃ 風速:3.4m/s)
人生初のホールインワン。福山恵梨が4番ホールで魅せた。8番アイアンで放たれた1打は2バウンド後、カップへ吸い込まれた。「ナイスショット。寄れっ、寄れっと声が出た。ホールインワンは、こんなにうれしいものなんですね」。喜びを爆発させる。そして、「あれで、きょうの流れがつくれた」と話す。続く5番でも、ショットがさえて、バーディー奪取に成功する。また、18番でも「ボールがピンに当たった」。3メートルのバーディーフィニッシュだった。
今季9戦目で、初の60台のスコアをマーク。ここまでの不振が信じられないほどだ。今季はトップ10入り2回、年間獲得賞金額も約111万円と伸び悩んでいた。「開幕からすべてが良くない。ボギーが先行すると、取り返したい。そればかりが頭をよぎった。取り返そうとしても、またボギーを打つ。流れがつくれない」と、負のスパイラルが要因だったという。
ちなみに、ツインフィールズレディーストーナメントのアフタープロアマの際、「松尾恵理事に『考え過ぎてしまう』と相談をしました。そうすると、『もっと直感を大事に』とおっしゃって下さった。心に響きました。すっと気持ちが楽に…」と胸の内を語る。確かな手応えをつかみ、第2日へ。「もう大丈夫です。ホールインワンで、いままでのモヤモヤが吹っ切れた。特に、ここはバックナインが大事です」。その表情に自信が見て取れた。
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