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2018.6.16

気分爽快・福山恵梨 復活Vは目前

 2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第10戦『ユピテル・静岡新聞SBSレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会第2日が16日、静岡県御前崎市の静岡カントリー浜岡コース(6,485ヤード/パー72)で行われた。首位からスタートした福山恵梨が好調キープ。67で回り、通算9アンダーで単独トップに立った。3打差の通算6アンダー、2位に米澤有がつけ、3位は通算5アンダーの福田裕子。(天候:雨のち曇り 気温:19.5℃ 風速:1.8m/s)

 強い、福山恵梨が帰ってきた。ホールアウト後のインタビューで、「集中していて全然、覚えていない」と第一声が飛び出す。昨年、好調時に良く聞いたひとことだ。「きょうは、ショットが良かった」と、スタートホールからバーディーが先行。その後も快調にスコアを伸ばして行った。「去年、調子がいい頃の雰囲気が出てきた」と自身も話す。5バーディー、ノーボギー。2017年、中国新聞ちゅーピーレディースカップ第2日以来の、ノーボギーラウンドだ。また、2日間連続60台のスコアも、同様だった。

 では、何か変わったのか。2日前、「テレビをつけたら、『君の膵臓をたべたい』という映画が…。以前から、見たいと思っていた。号泣です。もう、ずうっと泣きっぱなし。あんなに大泣きしたのは、本当に久しぶりです。生きているだけで幸せって感じた」と前置きし、「ボギーを打っただけで、何を落ち込んでいるんだ。人生観も変わった」と力説。強い信念をもち、今大会へ臨んだ。

 最終日は、2位に3打差のアドバンテージがある。ただ、「このコースでは、貯金はあってないようなもの。バックナインが勝負所です。最終日の最終組は久しぶりだし、緊張しないように、『膵臓』を思い出しながらプレーしましょうか」。あなたのバーディーを見たい-そんなファンへ復活をアピールする絶好のチャンスが訪れた。

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