2018.6.16
逆転勝利へ燃える愛 『7メートル以内はチャンス』
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
ニチレイレディス 袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(千葉県)第2日
2017年の賞金女王が、鈴木愛を叱った。「前半は100点をあげてもいい。でも、後半は0点。もう、何をしているのか。ヘタです」。なるほど、アウトで4バーディーを奪っている。対照的にインは、2ボギー。具体的な例をあげれば、18番のパッティングがゆるせなかったらしい。「ラインは、しっかり読めた。4メートルぐらいのチャンスだったのに、カップインすることができない。最後ぐらいは、ぴしゃりと締めたかった」と自身へ向け、強い口調で話した。
さて、バーディーチャンスは、一般がイメージするのは、約5メートル以内だろう。ところが、パッティングの名手はチャンスの幅が実にワイドである。「私は、7メートル以内をチャンスだと思う」。さらに、「18番でバーディーをとって、トップと1打差で最終日を迎えるイメージだった」とも、明かした。
今大会は、優勝こそ飾っていないものの、苦手意識はない。こういう時には、何かを変えるのが、勝負師の流儀だ。毎年、定宿としているホテルを変更した。第1日、2位タイと好スタートを切っている。それだけに、発奮をうながす意味で、自身へ活を入れたのだ。
ちなみに、最終日へのアプローチ方法を質問すると、「今日、コースから帰る車中で、大好きなGENERATIONSの曲を聴きながら、一緒に大声で歌ってストレスを発散。それから、おいしいものを食べてスタミナをつけ、よく寝ます」。切り替えの早さも得意だった。
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