カゴメフィランソロピーＬＰＧＡプレイヤーズ チャンピオンシップ第1日目

　2008ＬＰＧＡツアー第20戦『カゴメフィランソロピーLPGAプレイヤーズチャンピオンシップ』（賞金総額1億3千万円、優勝賞金2,340万円）の第1日目が千葉県印西市にある「習志野カントリークラブ　キング・クイーンコース（コンポジットコース）」(6,416yard・Par72)で開催された。

　天候：晴れ、気温：32.3℃、風速：2m。午前中は涼しい風が吹いたものの、時間が経つにつれて、気温が一気に上昇した習志野ＣＣ。難コースとして知られるこのコースで、着実にスコアを伸ばしたのは、韓国出身のイ ジウ。この日、出場選手中唯一のノーボギーとなる、65をマーク。通算7アンダーで2位に2打差をつけ、単独トップに立った。通算5アンダーの2位には、中島真弓。先週の「スタンレーレディス」で優勝するなど、今季好調の福嶋晃子と2006年のこの大会のチャンピオンの全美貞（ジョン ミジョン・韓国）が通算4アンダーの3位タイにつけている。

　この日爆発的なスコアを叩き出し、トップに立ったイ ジウ。「いつもと変わらない感じで落ち着いてプレーできた」というように、この日はショット、パット共に絶好調。「グリーンを外したのは1回だけ」というアイアンの精度を武器にバーディーを量産した。オフに行ったトレーニングのお陰で「飛距離は10ヤードくらい伸びました」と、飛距離アップした事が今季の好調に繋がっているようだ。これまで何度か優勝争いに加わっているものの、優勝には至っていないイ ジウ。「最終日が近づくと、どうしても集中力が切れてしまって･･･。今週は落ち着いて集中力を切らさないようにしたい」と優勝への意気込みを語った。

＜2位　中島　真弓　－5＞
「良くも悪くもなくで。あまりこのコース得意じゃなくて、イーブンパーを目指して回りましたが、今日はパットが強く打てて、それが入っちゃったという感じです。（廣済堂レディスで優勝争いをして）ちょっと自信がつきましたね。それまで最高が4位とかでしたが、ベスト3に入ったのは自信になりました。平均ストロークをあげたいのと、シード権目標に1試合1試合頑張ろうと思って今まできました。（明日は）朝練習をして、その日の調子で頑張りたいと思います」。

＜3位タイ　福嶋晃子　-4＞
「悪い中でも冷静に対処ができました。大きなミスにならないように自分で細工が出来るというか、いろんなコントロールが出来てきました。当たらない時はドライバーで50％しか振らないし、それで、セカンドで寄せてバーディーをとったり。4日間は長いので、初日のスコアとか影響しないからないものと考えて明日はいこうと思います」。

＜3位タイ　全美貞　-4＞
「アイアンを変えて先々週くらいから結構良くなってきました。距離感が難しかったのですが、合ってきました。先週と先々週、自分のプレーをやって調子が良かったから、今週も私の実力が全部出せればいいです」。