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2018.7.4

Vのチャンス到来 井上沙紀が単独首位

 2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第12戦『ECCレディス ゴルフトーナメント』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が4日、兵庫県神戸市・北六甲カントリー倶楽部東コース(6,483ヤード/パー72)で開幕した。大会第1日、21歳の井上沙紀が1アンダーで首位。イーブンパー、2位に山口裕子、さらに1オーバー、3位タイはECCとスポンサー契約を結ぶ、今綾奈など5人がつけた。(天候:曇り時々雨 気温:25.9℃ 風速:7.9m/s)

 荒天のため、第1組が2時間遅れて、スタート。最終組のホールアウトは、18時19分だった。最大瞬間風速21.9m/s。選手の忍耐が試される1日だ。ただ1人、アンダーパーをマークした井上沙紀は、ウェイティングからの出場。

 「インスタートの前半、雨も風も強い。とにかく、必死でした。それだけに、15番のバーディーが大きい」と振り返る。6メートルのバーディーパットを決めると、続く16番はショットがさえた。2メートルに付けて、連続バーディーを奪う。「パッティングはずっと調子がいい。でも、ショットの調子がいまひとつ。でも、今日はショットがとてもいい。ボギーを打っても、取り返せる自信があった。迷いのないプレーをできたと思います」という。

 6月のプロテスト第2次予選は結果を残せず、最終プロテストへ進出できなかった。「先週のステップも、ウェイティングで出場できたけど、あえて欠場を…。練習をしたかったし、気持ちをリセットすることを第一に考えた。家族にこれからのことを相談し、『やるしかない』と吹っ切れた。失うものはない。もちろん、優勝を狙っています」とボルテージがあがる。なぜなら、今大会で優勝を飾れば、最終プロテストへの出場資格を得ることができるから。チャンスは自分でつかむ。正念場だ。

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