2018.7.6
記録的な大雨が続き、競技不成立
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第12戦『ECCレディス ゴルフトーナメント』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会最終日は、悪天候のため6日、午前6時5分に競技中止が決定。大会3日間で、消化したのは18ホールのため、競技は不成立となった。
苦渋の決断。活発な梅雨前線の影響で、昨日から兵庫県内では避難勧告や避難指示の警戒情報が幾度となく発令された。神戸市だけでも、10万人を超える避難勧告が。けさも高速道路の通行止め区間が多かった。
LPGA副会長・原田香里は、「競技成立にむけて、共催者のECC様をはじめとする大会関係者の皆様と協議。コースの復旧作業を懸命に行いましたが、昨日から降り続く雨による影響や、自治体から発せられた情報を検討しました。その上で、安全を鑑み、大変残念ではございますが、本日の競技を中止することにしました。ここまで開催の準備を進めていただきました皆様に、厚く御礼申し上げます」とコメントを発表した。
ECCとスポンサー契約を結び、2打差の3位タイにつけていた今綾奈は、「優勝を狙える位置だったので、とても残念です。しかし、天候やいろいろな状況を考えると、やるせない気持ちです。ホステスプロとして、皆さんから注目していただき、優勝で(ECC)山口社長にいい報告をしたかった。この気持ちを忘れず、次の試合、最終プロテストで結果を残したい」と気持ちを新たにしている。
ステップ・アップ・ツアーでの競技不成立は、初めての出来事。ただ、大会前に選手全員が、願いを込め記した七夕の願いは、ぜひ、叶えられますように-。
関連ニュース & トピックス
- 2023.6.2
- P.サイパン 待望の来日初優勝
- 2023.6.2
- FRは悪天候で中止 V決定はプレーオフ
- 2023.6.1
- ウーチャイェンとP.サイパンが首位
- 2023.5.31
- 最新情報ーECCレディスゴルフトーナメントー明日へひとこと
- 2023.5.29
- 31日開幕 ECCレディスゴルフトーナメント
記事検索
年を選ぶ
月を選ぶ
カテゴリ
search検索