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2018.7.11

チャンスを生かす加賀其真美 極意は『迷わない』

 2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第13戦『ANA PRINCESS CUP』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が11日、北海道勇払郡・早来カントリー倶楽部北コース(6,522ヤード/パー72)で開幕した。大会第1日は、プロ入り7年目の加賀其真美が、4アンダーで単独首位。2打差の2位タイは、地元北海道出身の山戸未夢、工藤優海、ブッサバコン・スカパンがつけた。(天候:曇りのち晴れ 気温:21.5℃ 風速:9.4m/s)

 迷わず打つ。首位の加賀其真美は、1日通してできたという。「風が強い。前半はなかなか距離感が合わない。ティーショットで、しっかりとボールをとらえていなかった。その点、1日中不安だったけど、迷っても一緒と割り切った。余計な情報は入れずに、狙ったポイントに打つ。自分を信じて迷わなかった。また、後半は、グリーンが柔らかく、ピンをデッドに狙っていけた」と振り返った。

 確かに、この日は4番でボギーが先行。「引きずらないで、次のホールへ向かえた」という。6番では第2打を50センチに付け、バーディーを奪う。8番では3メートルを決めた。後半は3バーディー、ノーボギーと堂々の内容だ。

 好調の要因はパッティング。「腰が開くクセがあった。ということで昨日、下半身をしっかり固定してストロークをしたら、ボールの転がりがとてもいい。でも、スタートホールでは、思った以上にボールが転がり3メートルぐらいオーバーしたけど、返しのパッティングがしっかり決まった。ラインが読めていたし、1番と10番以外は、距離感が抜群でしたよ」と言葉を弾ませる。

 昨年のQTで失敗。出場機会が少ない。今季は2戦目だ。「試合勘は、試合でしか得られない。ただ、試合、練習でもやることは変わらない。出場試合数も限られているから、結果を残したい。その気持ちは、他の選手の何倍もあります」。不退転の決意だ。

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