真夏の決戦　カストロールレディース

＜Photo：Ken Ishii/Getty Images＞

　2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第14戦『カストロールレディース』（賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円）が、7月25－26日の2日間、千葉県市原市・富士OGMゴルフクラブ市原コース（6,473ヤード/パー72）で開催される。
　本大会は、自動車用潤滑油のトップブランドとして、世界中に顧客を持つプレミアム潤滑油メーカー、カストロール株式会社が共催し、今年で9回目を迎える。
　ステップ・アップ・ツアーの年間獲得賞金ランキングトップを走る上原美希をはじめ、今季のステップ優勝者、高木萌衣、蛭田みな美、柳澤美冴、山戸未夢、リ エスド。さらに、カストロールとスポンサー契約を結んでいる福山恵梨、福嶋浩子、川満陽香理、井上りこ、馬場由美子、城間絵梨、倉田珠里亜、山村彩恵など、108人が出場を予定している。
　富士OGMゴルフクラブ 市原コースは、ロバート・トレント・ジョーンズJr.が設計を手掛けた丘陵コース。フェアウェイは広々としているが、グリーンを狙うショットには精度が必要不可欠のファクターだ。

《アラカルト》
　毎年恒例といえば、BPカストロール株式会社代表取締役・小石孝之氏のスタートコール。「大会がスタートしたのは、9年前。当時、ステップ・アップ・ツアーは試合数が少ない。当然、テレビ中継はなし。ギャラリーも入ってはいなかった。そこで、私にできることは何か、と考えたら、スタートコール。スタートホールで選手を紹介できればと思った。LPGAツアーを観戦。ノウハウをわかっていた。人前で話すことも多かったし、割とスムーズにいきましたね」と振り返る。
　予想以上の評判をとった。スカイAが中継をスタートしてからも、「私はお役ご免のつもりでいた。でも、スカイAさんがぜひ－とおっしゃって…。また、選手の皆さんが、社長さんからアナウンスしていただけるよう、精いっぱいのプレーをします。そんなうれしいことを話してくれました。ということで、ずっと続けているわけです」と明かす。もちろん、今大会も、スタートコールをつとめる。「うちの契約選手には特に頑張っていただきたい」と期待を込めた。

《ステップ・アップ・ツアー》
　昨シーズン、ロレックス・ランキングのポイント加算対象ツアー（※3日間大会・54ホールに限る）へスケールアップした。レギュラーツアーの出場資格を持たない選手、新人選手が対象で、18年も21試合を行う。賞金ランキング1位には、19年の第1回リランキングまでのレギュラーツアーへの出場資格。2-5位にはファイナルQT出場資格、6-10位の選手と優勝者には、サードQT出場資格が与えられる。