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2008.10.10

SANKYOレディースオープン 第1日目

LPGAツアー第30戦『SANKYOレディースオープン』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)の1日目が群馬県桐生市の赤城カントリー倶楽部(6,453Yards Par72)で開催された。

天候:晴れ、気温:25.5℃、風速:2m。10月も半ばを迎えようとしているが、半袖姿のプレーヤーが目立つ程、絶好の快晴のなかで競技が行われた。そのなか初日飛び出したのは、今大会開催コースの赤城カントリー倶楽部所属の茂木宏美。前半で5つのバーディーを奪うなど、ショット・パット共に好調で5アンダーをマークし、単独トップに立った。2打差の2位タイには中田美枝、諸見里しのぶ、イムウナ(韓国)の3人が続いている。先週の『日本女子オープン』で優勝し、賞金ランキングトップの李知姫(イチヒ・韓国)は1オーバーの35位タイと出遅れた。

「プレッシャーはありました。いや、まだあります」と少々疲れ気味で語った茂木。今日はそのプレッシャーを感じさせない素晴らしいゴルフだった。今季好調のショットに加え、パットも冴えた。「このコースはグリーンの起伏を読むのが難しい」と語るように、各選手が苦戦する難グリーンも、ホームコースの地の利が生きた。明日はさらにプレッシャーが掛かりそうだが、「今日は良くても明日は別の日だと思ってプレーします」と気持ちはすでに明日に。「今週は長い1週間になることは覚悟しています。この苦しさ・プレッシャーは今しか無いものだと思って、じっくり味わいたい。」余裕さえ伝わる強い精神力と鬼気迫るプレーで、明日も試合を盛り上げる。

2位タイ 中田美枝
「今日は前半で流れに乗れましたね。全体的にもっとパットが入ってくれれば、もう少しスコアを伸ばしていけましたね。実は練習日に思いっきり転んでしまって、まだ痛みはあるんですけど、今日はケガの功名ってやつですかね。残り2日間は安定してプレー出来るように頑張ります」。

2位タイ 諸見里しのぶ
「ショットはプロアマの時の方が良くて、何で本番で出来ないんだろうと思うくらいでした。14番で1回だけピンチがあったんですけど、それをパーで耐えることが出来たので、上がりの2ホールをバーディーで終わることが出来たんだと思います。あと2日間この調子で出来れば、トップにいけると思います」。

2位タイ イムウナ
「前半は5m以内にショットが寄っていて、良かったです。後半は少し悪くなりましたけど、パターが良かったので凌げました。このコースは広く感じるので、良いイメージを持ってプレー出来ます。これから今日悪かったロングパットの距離感を修正して、明日に備えます」。


明日のセカンドラウンドは7:30 スタート予定

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