22日開幕　山陰合同銀行 Duoカードレディース

＜Photo by Ken Ishii/Getty Images＞

　2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第15戦『山陰合同銀行 Duoカードレディース』（賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円）が、8月22-24日の3日間、鳥取県西伯郡・大山平原ゴルフクラブ（6,463ヤード/パー72）で開催される。
　本大会は、“地域の夢、お客様の夢をかなえる創造的なベストバンク”を経営理念に掲げ、島根・鳥取両県をはじめ、山陽・兵庫地域をカバーする株式会社山陰合同銀行の共催で開催され、今年で7回目を迎える。
　今季のステップ・アップ・ツアーで2勝を挙げ、年間獲得賞金ランキングで首位を快走する、高木萌衣をはじめ、同ランク2位から4位の上原美希、リエスド、工藤優海が揃って出場予定。また、河本結など、今年の最終プロテスト合格の12人を含む、108人が熱戦を展開する。
　大山平原ゴルフクラブは、日本百景にも数えられる名峰・大山の裾野にあり、バンカーが要所を締める丘陵コース。山陰女子プロ、日本シニアゴルフ選手権競技など数々のトーナメントを開催。17年大会はプロ入り後、勝みなみが初優勝を飾った。
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《アラカルト》
　銀行の名称を冠にした、ステップ・アップ・ツアー唯一のトーナメント。2012年、地域の活性化、スポーツ振興を目的にスタートし今年、第7回を迎える。最大の特色は、より地元へ根付いた大会を目指してきたことだろう。山陰合同銀行の営業エリア、取引先が協賛し、約120社が集結。ボランティア運営委託の業務以外は、優勝カップまで、すべて協賛社が手配する。16年から3日間となり、規模を拡大。鳥取で開催される一大スポーツイベントへ成長を続ける。
　一方、コースから望む大山は絶景。出雲国風土記に記された、日本最古の神の山だ。また、今年は大山寺の開山1300年にあたる節目の年。さまざまなイベントが開催されている。「今大会をステップに、世界へ羽ばたく選手が出てほしい」と大会関係者すべてが、願いを込めた。

《ステップ・アップ・ツアー》
　昨シーズン、ロレックス・ランキングのポイント加算対象ツアー（※3日間大会・54ホールに限る）へスケールアップした。レギュラーツアーの出場資格を持たない選手、新人選手が対象で、18年も21試合を行う。賞金ランキング1位には、19年の第1回リランキングまでのレギュラーツアーへの出場資格。2-5位にはファイナルQT出場資格、6-10位の選手と優勝者には、サードQT出場資格が与えられる。