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2018.8.17

新垣比菜 富士のふもとで、またも首位発進

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー24戦『CAT Ladies』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)が8月17日、神奈川県箱根町・大箱根カントリークラブ(6,704ヤード/パー73)で開幕した。大会第1日は好天に恵まれ、大混戦。6アンダーで新垣比菜が単独首位へ立った。1打差の5アンダー、2位タイは三ヶ島かな、藤本麻子。アンダー、4位タイで三浦桃香、辻梨恵など7人が追う。(天候:晴れ 気温:26.5℃ 風速:3.7m/s )

 可もなし。不可もなし。それでも、新垣 比菜は6バーディー、ノーボギーの素晴らしいラウンドだった。「ミドルアイアンが良かったと思う。あたりが薄い時や、ちょっとひっかかり気味かなぁと感じたこともあったけど、うまく風で戻ってきた。そして、ボールがピンへ向かっていきましたね」。幸運も味方したのだ。

 注目の集まる黄金世代、最初のLPGAツアー優勝を達成。サイバーエージェントレディスゴルフトーナメントは、間近でみる富士山が強烈なインパクトを与えた。新垣は世界遺産と相性がいい。「沖縄では、山という山をあまり見たことがない。最初、富士山を見たときは感動しました。空と山が重なる。とにかくきれいです」という。さらに、「実は私、アマチュア時代から、富士山の近くで成績がいいんです。それから、こんなこともあった。長崎へ移動する際、飛行機の窓から、富士山を見た。すごく大きい。で、その後に九州女子アマで優勝。きっと、富士山のおかげだ、と感謝したことを覚えています」と加えた。

 初Vの後、1日もはやい2勝目を-と期待が高まる。しかし、トップ10フィニッシュが2度と、なかなか優勝争いへ加わることができない。「ちょっと前まで、またチャンスが来たら、と思っていた。1勝してホッ…。次のことなど本気で考えてはいなかったと思います。しかし、前週の第2日、64が出た。そろそろ2勝目を狙っていかないといけない。今は、気持ちが違う」と活を入れた。

 その結果が、首位発進。最終プロテスト合格から1年が過ぎた。「後輩ができたなんて、変な感じです。でも、初優勝の時、第1日がトップ。第2日の最終組も気持ちがいい。どんどん上を目指します」。富士山がもつ、神秘のパワーを独占したい。

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