2018.9.5
小杉CCスタッフへ、深謝 コンディションは絶好
アジアナンバーワンの女子プロゴルファー決定戦、『第51回日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』(賞金総額2億円、優勝賞金3,600万円)が9月6日、富山県射水市・小杉カントリークラブ(6605ヤード/パー72)で開幕する。5日はプロアマトーナメント、LPGA記者会見が行われた。
開幕前日の5日、LPGA公式会見が行われた。アジアナンバーワン決定戦を前に、LPGA会長・小林浩美が改めて力説したのは、ゴルフの普及拡大。「ファンの皆さんが、熱戦を演じる選手と、同じコースでプレーできる。今回、パブリックコースで開催されることの意義は、とても大きい。LPGAをもっと身近に感じてくださればうれしい。そんな願いを込めています」という。
もちろん、そう言い切れるほど、コースコンディションは絶好で、絶対の自信をもつ裏付けだ。「コースのスタッフの皆さんが、素晴らしい仕事をしてくださった」と感謝のメッセージを伝える。大会実行委員長・原田香里も、「先週、自然の恵みといえるような雨が降った。全国的な猛暑の間でも、タンクローリーで水を撒くなど、たくさんのご苦労があったよう。ラフの長さ、グリーンのコンディションもお願いをしていた通りです。スタッフの皆さんへ、心からお礼を申し上げたい」と続けた。
1カ月前は優勝スコアを20アンダーと想定。ところが、この日のプロアマトーナメントでプレーした、小林は、「20アンダーは難しいと感じた」とも。一方、セッティングを担当した塩谷育代が、「台風21号の余波ともいえる、きょうの荒天でコンパクション、スピードともに上がってきた。あとは、風が吹く状況で日々、コンディションは変化する。選手がコースと戦いながら、喜びと苦悩する表情もご覧ください」と解説していた。
そして、同じセッティング担当・岡本綾子は、「仮に雨が降ったら、センターではなく、ピンポジションを振っていこうと考えている。全英リコー女子オープンを参考にしました。選手の実力があがっていますから…」。準備万端で第1日のティーオフを待つ。
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