2009.4.26
フジサンケイレディスクラシック 最終日
強風で最終ラウンドが中止に。タミーダーディンが初優勝
2009LPGAツアー第6戦『28thフジサンケイレディスクラシック』(※賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の最終日は、最大瞬間風速24.7m/sを記録する強風により最終ラウンドが中止となり、2R終了時に通算7アンダーでトップに立っていたタミーダーディン(豪)がツアー初優勝。4アンダーの2位には申ジエ(シンジエ・韓国)。2アンダーの3位タイには前田久仁子、横峯さくら、諸見里しのぶ、そして主催者推薦選考会(マンデートーナメント)を通過し、本戦に出場した塩﨑亜美が入った。翌週以降のツアー出場資格を保持していない塩﨑だが、この大会で3位タイ以内に入ったことで、5月1日から行われる『クリスタルガイザーレディス』への出場権を獲得した。
※なお、今回の賞金は100%選手に支払われるが、LPGA賞金ランキングへの加算は75%となる。
前日の降雨によるコースコンディション不良のためサスペンデッドとなった81選手が、午前7時7分に競技を再開。9時35分に全選手が2Rを終了し、組み合わせやカップの位置を変更して、10時40分に決勝ラウンドがスタートした。
しかし決勝ラウンドがスタートした辺りから強風が吹き始め、12時32分には最大瞬間風速24.7m/sを記録。強風でティーアップが出来なかったり、グリーン上のボールがグリーンの外にまでこぼれてしまう状況となったため、13時08分に強風のため競技を中断。その後も一向に風の勢いは衰えず、競技続行不可能と判断。13時50分に強風により決勝ラウンドの中止が決定した。
優勝したダーディンは「2日間での優勝だったけど、初優勝で正直嬉しいです。フェアウェイをキープし、パーセーブすることだけを考えてプレーしたことが良かったです。正直、凄く苦手なコースだったですけど、こうして勝てて自信になりますね」と嬉しい初優勝を振り返った。
2位 申ジエ
「サスペンデッド分のプレーが良かったし、ショットもよくなってきたので、最終ラウンドを楽しみにしていたのですが、中止になって残念です。こういう風の強い日は、風と仲良く、そしていつも以上に集中力を保つ。アメリカでも日本でも風の中での試合は経験しているので・・・」。
3位タイ 横峯さくら
「今日は朝からすごい強風でした。前の組の三塚さんが3番のグリーン上で1mのボールが20m行ったのを見て、これはプレーできないなあと思いました。風にはかなわないです。でもやりたかったですね」。
3位タイ 塩崎 亜美
「3位タイに入ることが目標だったので、私的には中止になってよかったです。今日は風がすごかったですが、周りの選手も大変なのは一緒ですし、耐えればどうにかなると思っていました。終わってみて、自分でもできるんだと・・・。やっていける自信がつきました」。
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