1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. クリスタルガイザーレディスゴルフトーナメント 最終日

2009.5.3

クリスタルガイザーレディスゴルフトーナメント 最終日

 2009年度LPGAツアー第7戦『クリスタルガイザーレディスゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の最終日が千葉県千葉市の京葉カントリー倶楽部(6,355Yards,Par72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:21.6℃、風速:6m。ゴールデンウィーク真っ直中に行われた最終日は絶好の天候となり、7,125人のギャラリーが会場に訪れた。優勝争いは序盤、トップタイからスタートした斉藤裕子と有村智恵がお互い一歩も譲らぬ戦いで、前半をイーブンで終える。しかし後半に突入すると、斉藤が13番をボギー、14番をダブルボギーとし優勝争いから脱落。一方の有村は13、15番でバーディーを奪い後続を突き放すと、最後もバーディーで締めくくり、通算9アンダー。2位の横峯さくらに3打差をつけ、昨年のプロミスレディス以来のツアー2勝目を挙げた。

 9番のバーディーで、トップを行く斉藤に追いついた有村。「最終日の後半9ホールが重要だと思っていました。追われる方より追う方が精神的にも有利だと思っていたので、勢いで後半は行こう」との思惑通り、思い切った攻めのゴルフが功を奏した。昨年の優勝後は「勢いですぐに2勝目ができると思った」という有村だが、夏の暑さの影響で体調を崩し、その後の成績は振るわず。体重が減ったことで飛距離もかなり落ちた。そうして迎えた昨年のオフはトレーニングを強化。体重も増え、本来の飛距離が戻ってきた。「今やっていることが間違っていないんだなぁと思って、すごく自信になりました」と精神的にも成長。それに加えて取り組んだのはアプローチ練習。「申ジエさんがアプローチの練習に凄く熱心だと聞いて、私も見習って練習しました。アプローチが良ければボギーはなかなか打たないですから」と、心技体全てを鍛えたことが今回の優勝に繋がった。今後の目標は「2勝目、3勝目、それにメジャーですね」と有村。絶好の状態で、次週の公式戦『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』へ挑む。

2位 横峯さくら
「昨日より風が強いなかでもアンダーで回れたのでよかったですね。15番はバーディー取りたかったです。そこで1打差になったら優勝を意識したと思いますけど、こんなもんですかね。今日の目標は3アンダーだったので、それはクリアできたかなあと。(これで賞金ランキングトップですが)まだ通過点としか考えられないですね。シーズン終わって一番上にいられたら嬉しいですね。来週は新しいコースで、みんなにチャンスがあると思うので頑張りたいです」。

3位タイ 斉藤裕子
「出だしはちょいちょいよかったですけど。でも初日2日目と違って、今日はグリーン上のタッチが合ってませんでした。ラインが読めてなかったですね。(アラフォー頑張れの声援は?)ありましたよ(笑)。小さい子が負けないでねって応援してくれたんですけど、負けちゃいましたね。近いうちにまた優勝争いできればいいかなと。久々の優勝争いでしたね」。

3位タイ 中田美枝
「目標のパープレーには1打届かなかったですけど、ダボして1オーバーなので我慢できたんですかね。ベスト5という最低限の目標は達成できたので、よしとしたいですね。でも今日はボギーが多いのでもったいなかったな…。バーディーを取れるゴルフができたし、最終日に崩れることなくできたので自信にはなりました。来週は公式戦だし、よい成績が出せればもっと自信がつくと思います」。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索