1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. ヴァーナルレディース 第1日目

2009.5.15

ヴァーナルレディース 第1日目

 LPGAツアー第9戦『ヴァーナルレディース』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が、福岡県朝倉市の福岡センチュリーゴルフ倶楽部で開幕。天候:くもり、気温22度、東南東の風1mと穏やかな気候の中、第1ラウンドが行われた。今年で第10回の記念大会には、初日としては大会史上最多となる3,541人のギャラリーが詰め掛け、女子プロゴルファー達の熱戦に温かい声援を送った。

 大会初日、今季最年長の賞金シード選手・斉藤裕子と韓国のキムソヒが6バーディー、1ボギーの67で回り、5アンダーの首位に立った。1打差の4アンダー3位タイには、現在賞金ランキング1位の横峯さくらと開幕戦優勝の三塚優子、ディフェンディングチャンピオンのイムウナ(韓国)の3人が続いている。先週の公式戦でメジャー2勝目を飾った諸見里しのぶは、1アンダーの9位タイにつけ、昨年の賞金女王・古閑美保は1オーバーの21位タイとやや出遅れた。

 今シーズン最長ヤーデージの6,594Yという距離に加え、昨年の賞金女王・古閑美保が「今年一番速いグリーン」という高速グリーンに各選手スコアメークに苦しむかと思われたが、最年長シードのベテラン・斉藤裕子は難コースを見事攻略。「グリーンが速いので手前から攻めていきました」と正確なアイアンショットを武器に多くのバーディーチャンスにつけた。「速いグリーンは好きです。ラインが出ますね。午前中は全部入っちゃうイメージでした」と高速グリーンをものともせず、チャンスをことごとく沈め6バーディーを奪った。

 今年の賞金シード選手50名の中でも、最年長(41歳)の斉藤。開幕戦から1試合も休まず連戦が続き、先週は公式戦で4日間を戦い抜いた。「今年はいつもより体のケアの回数が多いかもしれない」と週2、3回のマッサージを受け体調を維持している。先々週の『クリスタルガイザーレディス』では、2日目トップに立ちながらも最終日にスコアを落とし惜しくも優勝を逃しているが、「今年は優勝争いの回数を増やすことを目標にしていたので、もちろん結果として勝てれば最高ですけど、今年は良いですね」と充実ぶりが伺える。2004年の『中京テレビ・ブリヂストンレディス』以来5年ぶりの優勝を目指す。

 斉藤と同じく首位タイにつけたキムソヒは、「ドライバー、ショットも全部良かったです」と好調なショットを連発し、今季初となる60台でのラウンドとなった。昨年のこの大会では、難コースに苦しみ予選落ちを喫した。「今年は予選落ちをしないように頑張ったから良かった」と笑顔で話したキムソヒ。「明日は今日と同じだとすごく良いですけど、予選落ちないようにイーブンぐらいで頑張りたいです」と昨年のリベンジに燃える。

4アンダー3位タイ 現在賞金ランキング1位・横峯さくら
「今日は本当に良いゴルフが出来たと思います。ロングパット20mぐらいのが思ったより寄ってくれなくて3パットしちゃったけど、その後3連続バーディーきたし、後半のロングで2つ取れたし、納得いくゴルフが出来ました。今日は4アンダー出たけど、簡単なコースじゃないので、明日は我慢しながら一つでも伸ばせたらと思います」。

4アンダー3位タイ 2009年開幕戦優勝・三塚優子
「今週はドライバーを思い切って振れるようになったので、飛んで曲がらなくなりました。私はドライバーからスコアを作っていくタイプなので、今週はすごく良い感じできてます。先週は地元開催のメジャーとすごい気合が入ってしまって空回りしてましたけど、今は焦らず伸び伸びやろうと思っています。先走って結果を求めなくても、結果は後からついてくると思うので」。

4アンダー3位タイ ディフェンディングチャンピオン イムウナ
「今日はショットが良かったけど、前半グリーンのスピードに慣れなくて中々パットが入りませんでした。後半はやっとグリーンのスピードにも慣れ4アンダーで回れました。まだ2日あるから分からないけど、明日も一生懸命やって優勝を狙っていきたいと思います」。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索