2018.9.17
19日開幕 中国新聞ちゅーピーレディースカップ
<Photo by Masterpress/Getty Images>
2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第17戦『中国新聞ちゅーピーレディースカップ』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が9月19-21日の3日間、広島県廿日市市・芸南カントリークラブ(6,460ヤード/パー72)で開催される。
今大会は、「地元愛が詰まっている」中国新聞社の共催で開催され、今年で7回目を迎える。先週の山陽新聞レディースカップで今季2勝目を挙げ、ステップ・アップ・ツアー年間獲得賞金ランキングトップに浮上した河本結をはじめ、山陽新聞レディースカップで、18ホール最少ストローク、1ラウンド最多バーディー数記録を更新した佐藤絵美、優勝争いを演じた柳澤美冴が出場予定。また、賞金ランク2-4位の上原美希、高木萌衣、丹萌乃、前年度覇者の福山恵梨、地元広島県出身の田辺ひかりなど、地元・広島県出身5人を含む総勢108人が優勝を争う。
芸南カントリークラブは、緑豊かな山並みに囲まれた高原コース。毎年、最終日に猛チャージを展開する選手がいることが特長だ。歴代優勝者には、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯を2度制している鈴木愛、前週のマンシングウェアレディース東海クラシックでLPGAツアー初優勝の香妻琴乃など、文字通りステップアップのきっかけをつくった。
《アラカルト》
共催の中国新聞社といえば、マスコットキャラクターのちゅーピー。各ホールのティーマーカーは、すべてちゅーピーだ。選手の声はどうか。「思わず、ほほ笑みたくなる。緊張感がやわらぐ」と好評だ。キャラクターの由来は、平和のシンボル、ハトをモチーフとして、中国新聞とピースを合わせた造語だ。
一方、関係者が胸を張っているのは、例年以上にコースコンディションが良いことだ。今夏は、日本中がうだるような猛暑に見舞われたが、8月中旬から比較的、涼しくなったことが幸い。それでも、「散水に手を取られました。猛暑の間も一生懸命、メンテナンスをしたかいがあり、とてもいい状態です」という。また、「岡本綾子さんのアドバイスがあり、グリーンまわりのラフを伸ばしたら」。例年より25ミリ長い、80ミリになった。「グリーンをはずすと、やっかいです」と話していた。
《ステップ・アップ・ツアー》
昨シーズン、ロレックス・ランキングのポイント加算対象ツアー(※3日間大会・54ホールに限る)へスケールアップした。レギュラーツアーの出場資格を持たない選手、新人選手が対象で、18年も21試合を行う。賞金ランキング1位には、19年の第1回リランキングまでのレギュラーツアーへの出場資格。2-5位にはファイナルQT出場資格、6-10位の選手と優勝者には、サードQT出場資格が与えられる。
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