スタンレーレディスゴルフトーナメント　第1日目

茂木宏美が6アンダーで単独首位発進！

2009年度LPGAツアー第17戦『スタンレーレディスゴルフトーナメント』（賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円）の初日が、静岡県裾野市の東名カントリークラブ（6,542Yards,Par72）で開催された。

天候：雨、気温：23.3℃、風速：2ｍ。朝からあいにくの雨模様となった大会初日。そんな悪天候のなかスコアを伸ばしたのは、茂木宏美。この日7バーディー1ボギーの66をマークし、6アンダーで単独トップに立った。トップと1打差2位タイには永井奈都と有村智恵が続いている。現在獲得賞金ランキング1位の横峯さくらは1オーバーの38位タイ、ディフェンディングチャンピオンの福嶋晃子は2オーバーの51位タイと出遅れた。

久々の首位発進となった茂木。今日は「パットが今までにないくらい絶好調」というように雨が降りしきるなかバーディーを量産。「10番から12番までグリーンを外してピンチだったんですけど、そこを上手くパーで切り抜けられて、その後はショットも良くなってきましたね」と好スコアの1日を振り返った。「今シーズンはパットに苦しんだ」と語る茂木だが、気分転換に『ピン型パター』から『マレット型２ボールパター』に換えた事も功を奏したようだ。明日以降は「どんな時でも攻め方を変えないのが私の持ち味。アクセルとブレーキをうまく切り換えながら、チャンスをものにしたいです」とあくまでマイペースで挑む。

2位タイ　有村智恵
「今日は雨も降っていたし、グリーンが止まりやすかったです。グリーンが全体的に受けていたので、しっかりと打つことだけを意識していましたが、まさかこんなに良いスコアでいけるとは思いませんでした。海外の試合へ向けてモチベーションも上がっていますし、ここで良い成績を残したいですね」。

2位タイ　永井奈都
「パターが入ってくれました。全て上りのラインを残せたのが良かったですね。ショットは良くなかったので、一球一球気をつけて打っていこうという気持ちでやりました。このコースは、はじめはずっと上りが続くので、体力的にしんどいですね。暑さもあったので、集中力が切れないように気をつけましたが、今日は無事で良かったです」。