2018.10.1
かねひで美やらびオープン 4日開幕
<Photo:Ken Ishii/Getty Images> ※写真=2017年優勝・天良枝里子
2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第19戦『かねひで美やらびオープン』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が10月4日-6日の3日間、沖縄県名護市のかねひで喜瀬カントリークラブ(6,509ヤード/パー72)で開催される。
本大会は、沖縄県民の暮らしを幅広く支えている金秀グループ、かねひで美やらび実行委員会と共催し、今年で2回目を迎える。
先週のフンドーキンレディースで、今季ステップ3勝目を飾り、ステップ・アップ・ツアーの年間獲得賞金ランキング1位に返り咲いた河本結をはじめ、ともに今季2勝し、同ランク2位、3位の上原美希、高木萌衣も揃って出場する。また、日本女子オープンゴルフ選手権競技で活躍を見せた丹萌乃、ステップで優勝経験のあるホステスプロ川満陽香理など沖縄県出身プロ7人を含む総勢108人の選手が、熱戦を繰り広げる。
舞台となるかねひで喜瀬カントリークラブは、長年、PGAシニアツアー競技・金秀シニア沖縄オープンゴルフトーナメントを開催してきた丘陵コース。昨年は、男子メジャーの日本プロゴルフ選手権大会日清カップヌードル杯も開催している。
ステップ・アップ・ツアーも残り3試合となり、賞金ランキング争いも佳境。沖縄で熱く華やかな戦いが幕を開ける。
《アラカルト》
女性の目線でトーナメントを構築。実行委員会には、金秀グループ各社から女性が集結した。たとえば、優勝トロフィー。「一生の記念になるようなものをつくりたい」と各委員が知恵を絞り、決定したのは大会カラーのピンクをあしらったイルカのデザインだ。コースがある、名護湾にはイルカが生息し、海面から大きくジャンプする姿にヒントを得た。「この大会をきっかけに、世界へ」という願いが込められたそうである。
一方で、第1回大会を踏まえて、今年はギャラリーイベントがよりワイドに。チャリティーフォト、抽選会の他、9ビンゴのパッティングは初の取り組み。5球のチャレンジで計9個のカップへ、タテ、ヨコ、ナナメと、いずれか1列が完成すれば、プレゼントがある。ビンゴのゴルフ版だ。
《ステップ・アップ・ツアー》
昨シーズン、ロレックス・ランキングのポイント加算対象ツアー(※3日間大会・54ホールに限る)へスケールアップした。レギュラーツアーの出場資格を持たない選手、新人選手が対象で、18年も21試合を行う。賞金ランキング1位には、19年の第1回リランキングまでのレギュラーツアーへの出場資格。2-5位にはファイナルQT出場資格、6-10位の選手と優勝者には、サードQT出場資格が与えられる。
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