ヨネックスレディスゴルフトーナメント　開催！

　LPGAツアー第21戦「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)が8月28日からの3日間、新潟県長岡市にある「ヨネックスカントリークラブ」(6,304Yards,Par72)で開催される。

　LPGAツアーの中盤を締めくくる“白熱した真夏の大会”として注目されている今大会の主な出場選手は、ディフェンディングチャンピオンの北田瑠衣をはじめ、先週の「CAT Ladies」で今季4勝目、生涯獲得賞金3億円の大台を突破した諸見里しのぶ、その諸見里と最後まで熾烈な優勝争いを演じた古閑美保。本大会2001、2002、2007年チャンピオンの不動裕理。2004年のこの大会で自身初優勝を飾った馬場ゆかり。ほかに今季3勝同士の有村智恵、横峯さくら、本年度「プロテスト」トップ合格を果たした吉田弓美子など、総勢108名が本大会に挑む。

　9,000人以上の大ギャラリーが会場に訪れた昨年の最終日は、優勝争いは北田瑠衣と原江里菜、そして後半スコアを伸ばした横峯さくらの3人に絞られ、この日4バーディー1ボギーの安定したゴルフを展開した北田瑠衣が、通算9アンダーでツアー通算5勝目を挙げた。

　毎年ツアーの実力者達がハイレベルな優勝争いを演じている舞台の「ヨネックスカントリークラブ」は、風光明媚で雄大な日本海と佐渡を見渡す美しさの中にも戦略性を追求した難度の高いコースで、過去の大会でも数々の熱戦が繰り広げられてきた。過去にこの大会で優勝を飾った選手達が、これをきっかけに活躍を重ね、現在の中心選手としてLPGAツアーを大いに盛り上げている。本大会3勝を挙げている永久シードの不動裕理をはじめ、昨年賞金女王になった古閑美保は2003年のこの大会で自身初優勝を飾っている。昨年9月の公式戦「日本女子プロゴルフ選手権」を制した辛炫周(シンヒョンジュ・韓国)は2005年大会で初優勝。2006年大会で優勝した大山志保はその年の賞金女王を獲得、今年はさらなる目標として米ツアーに参戦している。

　選手にとっては真の実力が試されるこの“真夏の大会”が、自身の今後の趨勢を占う絶好の試合になるだろう。