2018.10.18
感謝と勝利を届けたい イナリが優勝へ王手
2018年LPGAステップ・アップ・ツアー最終戦『京都レディースオープン』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会第2日が18日、京都府城陽市・城陽カントリー倶楽部東コース(6,352ヤード/パー72)で行われた。前日に続き、イナリとアマチュアの古江彩佳が通算6アンダーで首位。1打差の通算5アンダーで林菜乃子が続く。また、ステップ賞金ランク1位の河本結は44位タイへ後退。同2位の上原美希が通算2アンダーの8位タイから逆転を狙う。(天候:晴れ 気温:22.3℃ 風速:0.7m/s)
やはり城陽は難しい。首位スタートのイナリは、一進一退。スコアを伸ばすことができない。「今日は、特に疲れました。ピンポジションがとにかく難しい」とため息をつく。3番でバーディーを先行させたが、「その後はずっとパーが続き、15番で3パットのボギー」。第1日目から続いていたノーボギーは、33ホール目で途絶えた。
最終18番では、ティーショットを右に打ち出しバンカーへ。「難しいショットでした。スタンスもうまく取れず、当たればラッキーと気楽な感じで打ちました」という2打目は、バンカーから出すだけにとどまったが、74ヤード残った3打目を、ピン手前2メートルにつけ、パーセーブに成功。首位を守った。
一方で、NOBUTA GROUP マスターズGCレディースで、現役引退を表明した姜秀衍とは、親交が深い。日本女子オープンゴルフ選手権の練習ラウンドで一緒に回った。「まだまだ活躍できると思う。でも、あの時は、もう体がもたないって漏らしていた。それから、韓国へ戻りたいとも…。スーヨンさんが頑張っていたから、私たち後輩も日本でプレーできる。ありがとうございます」と、神妙な面持ちだ。
姜は、2013年のスタンレーレディスゴルフトーナメントでLPGAツアー初優勝。同年、イも日本で初Vを飾った。「さっき携帯電話を見たら、スーヨンさんから『明日、優勝して!』とメールが届いていた。明日は頑張ります。感謝の気持ちを成績に表す」と誓っている。
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