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2018.11.1

レキシー・トンプソン 80%でVを引き寄せるか

<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>

 国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦。また、LPGAツアー第35戦も兼ねる『TOTOジャパンクラシック』(賞金総額1,500,000ドル、優勝賞金225,000ドル)が11月2日、滋賀県大津市・瀬田ゴルフコース北コース(6,659ヤード/パー72)で開幕する。

 1日は指定練習日。コースはもちろんのこと、世界ランク1位のアリヤ・ジュタヌガーンが「今季、ナンバーワンのハードなグリーン」と絶賛している。

 2週間のオフを経て、レキシー・トンプソンが1年ぶりの来日。相変わらず、笑みを絶やさず、お手本のようなメディア対応である。「来日を楽しみにしていました。ただ、オフの後でしかも時差ぼけがちょっと…。今年のツアーは、今大会と最終戦へ出場します。オフを楽しみにしているから、あと2試合、精いっぱいのプレーをしたいと張り切っている」と話した。

 さらに、「日本のファンの皆さんとお会いできることがうれしい。声援が、とてもあたたかい。また、今回のフィールドには日本の選手がたくさんいるので、一緒にプレーできることを楽しみにしています。こういったチャンスが少ない。彼女たちのプレーや、スキルを拝見して私のプラスにしたいと考えているのですよ」と続けた。トンプソンといえば、やはり圧倒的な飛距離が売り物だ。とはいえ、フルスイングを封印。「80%ぐらいでクラブを振っています。それ以上のパワーではミスヒットする確率が多い。良いテンポで手堅く当てるように」と控えめだ。

 一方で、飛距離は最大のアドバンテージといわれるものの、「勝負を決めるのは、やはりパッティングでしょう。1Wでフェアウェイへ打つことも大切。しかし、最後は、プレッシャーのかかる場面で、パッティングを決められるかです。今回のコースも同様。グリーンのうしろから前へスロープ、また傾斜がある。どのポジションにつけるかで、バーディーチャンスに変わるでしょう。とてもチャレンジしたくなるコースです」と目が輝く。昨年の大会でも、日本のファンから『Go レキシー』の大声援を受けた。今季はツアー未勝利。このまま2018年を終わるわけにはいかないだろう。

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