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2018.11.2

小祝さくら 日日是猛勉強

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

TOTOジャパンクラシック 瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)第1日

 小祝さくらは、今シーズン14回目のノーボギーラウンドにもかかわらず、ホールアウト早々に不満を口にした。「寄せてバーディーというのがなく、パー5でもバーディーをひとつしかとれなかった。だから、良いプレーというわけではないです。ショットは良くても、思った方向へ行かなかった」という。

 首位に3打差7位タイの現状を喜ぶわけにはいかない。シーズン序盤から優勝争いを経験。賞金ランキングは7位へ上昇した。初めてのTOTOジャパンクラシックとはいうものの、いまだに未勝利である。実質、ツアールーキーだが、海外の強豪との手合わせは、「とても、ラウンドしやすかった。プレーがスピーディー。こちらのリズムまで良くなった」と明かす。

 さらに、「ダニエル・カンさんは、ショットがキレキレ。ヘッドスピードが凄かった。クラブの振り抜きが違うので、格好いいなぁと思って見とれてしまいました。キム(セヨン)選手は、あの体格で凄い飛距離です」とムードに飲み込まれることはなかった。この精神力の強さが、原動力。「セカンドショットで、ピンにさす打ち方も私より上でした。もっと練習をしないといけません。また、ゴルフを気むずかしく考えず、簡単にやっていた」。TOTOジャパンクラシックは、さながらショーケースである。

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