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2010.5.9

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日

モーガン プレッセルが日米両ツアー公式戦制覇!

2010年LPGAツアー公式戦第1戦『ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,400万円)の最終日が茨城県つくばみらい市の茨城ゴルフ倶楽部 西コース(6,655Yards,Par72)で行われた。

天候:晴れ、気温:24.2℃、風速:3m。大会史上最多の13,202人の大ギャラリーが詰めかけた最終日。世界各国から強豪選手が集まるなか、優勝を飾ったのは首位スタートのモーガン・プレッセル(米国)。出だしの1番ホールで幸先良くバーディーを奪ってリードを広げると、その後も安定したプレーでスコアを伸ばし、通算9アンダーで日本ツアー初優勝を挙げた。3打差の2位には横峯さくら。さらに2打差の3位には曽雅妮(ヤニ・チェン、台湾)が入った。

2位に2打差の首位からスタートしたプレッセル。出だしの1番でバーディーを奪うと「(横峯)さくら選手が3パットのボギー、服部選手が短いバーディーパットを外しているのを見て、これはいけるんじゃないかと予感していました」と早くも優勝を意識し始める。

その後は「ショットが正直あまり良くなかったです」というように、昨日までのキレのあるショットは影を潜めたが、この日は課題のパッティングが好調。「パットが非常に良かったので、プレーをする度に自信がついて来ました」と次第に調子を上げ、追いすがる横峯らの追撃を退けた。

「過去4回日本に来て、今週優勝できたのは大きいです。最高の結果でエキサイトしています。今回ギャラリー、ファンの支持の熱さに良い意味でとてもショックを受けました。毎ホールギャラリーが居て、いかにこの試合が大きいかを実感しました。素晴らしい試合だというのをひしひしと感じました」と大ギャラリーに迎えられての初タイトルに興奮を隠しきれないプレッセル。

「アメリカに戻ったらすぐ大きな大事な試合が続きますし、良いプレーが出来ているので、好調を維持して向こうでも頑張りたいですね」と主戦場の米ツアーでの活躍を誓った。

2位 横峯さくら
「体調が良くないなかで、単独2位なんて凄く良かったと思いますけど、最終的にプレッシャーをかけられなかったのは、自分がまだまだ未熟だなと言うのはあるので、自分の為になったというか、今後に生かせる4日間でした。来週もこの勢いを持って行きたいです」。

3位 曽雅妮(ヤニ・チェン)
「今日は良い調子で回れたので良かったですね。後半イージーミスで2つボギーもありましたけど、パットの調子も数段良い感じです。今回はたくさんのギャラリーの前でプレーできてとても楽しめました。日本が全て好きになりましたね。もちろんまた日本に来たいです」。

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