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2010.5.15

フンドーキンレディース 第2日目

不動裕理が混戦を抜け出し単独首位に!

 2010年度LPGAツアー第10戦『フンドーキンレディース』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の2日目が、福岡県朝倉市の福岡センチュリーゴルフ倶楽部(6,520yard、Par72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:23.4℃、風速:2m。風もなく、絶好のコンディションとなった2日目。各選手がスコアを伸ばすなか、首位タイスタートの不動裕理がこの日3つスコアを伸ばし、通算6アンダーで単独首位に立った。1打差の2位タイには横峯さくら、辛炫周(シンヒョンジュ・韓国)、そしてこの日6つスコアを伸ばしたリエスド(韓国)の3人がつけた。

 この日はピンチらしいピンチがほとんど無かったという不動。「今日はアプローチも寄っていましたし、ノーボギーで回れたので良かったです」と上々のラウンドだった。約2年ぶりの優勝へ向けて絶好の位置につけたが、2位との差はわずか1打。「まだまだ必死です。今週は接戦なので、流れだけじゃ優勝は引き寄せられないでしょうね」と慎重なコメントだったが、1打差で追う横峯が優勝を強く意識する発言をしたと聞くと「去年、私は優勝していないですし、横峯さんみたいに強気にはいけないです。でも、やるからには頑張りたいですね」とツアー46勝を誇る実力者の闘志に火が付いたようだった。明日の目標は「伸ばすことが最低条件。今日以上のゴルフが必要だと思います」と狙うは優勝のみだ。

 1打差で追う横峯も優勝への思いは強い。「私が頑張った事によって、(口蹄疫被害が出ている地元宮崎県の方々に)少しでも前向きになってもらえると嬉しいです」と被害に苦しむ地元への思いからだ。それに加え、今シーズン9戦を終えて未勝利という自分への思いもある。「全体的に流れは悪くないので、明日もアンダーパーでラウンドしたいです。噛み合えば優勝が出来ると思うので、しっかり我慢しつつスコアを伸ばせるように頑張ります」と強気の姿勢で挑む最終日。互いの意地と意地がぶつかる熾烈な優勝争いとなりそうだ。

2位タイ 辛 炫周
「昨日よりはショット全体がいまいちでしたけど、パットでパーセーブできていたので、良い結果に繋がったと思います。(不動選手とのラウンドについて)今日一緒にラウンドして、やっぱりいろいろ勉強になりますね。難しいパットを入れてくる精神力がすごいですよね。不動さんに勝る部分はないと思いました。(明日も天気が良さそうですが?)雨が嫌いなので、雨じゃなくてよかったですね」。

2位タイ リ エスド
「昨日の前半が+2だったんですが、ゴルフの調子自体は悪くないのに、流れが良くなくて・・・。スコアが悪くて、ちょっと悔しい思いをしました。(今日は)自分のゴルフをしたら良いスコアになると信じてプレーしました。パターの調子も良かったので、自信を持って打てていましたね。(上位でチャンスの位置ですが?)順位は関係なく、自分のゴルフがうまくなるようプレーをして頑張りたいです」。

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