フンドーキンレディース　最終日

横峯さくらが逆転で今季初優勝＆6年連続のLPGAツアー優勝！

　2010年度LPGAツアー第10戦『フンドーキンレディース』（賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円）の最終日が、福岡県朝倉市の福岡センチュリーゴルフ倶楽部（6,520yard、Par72）で行われた。

　天候：晴れ、気温：24.6℃、風速：2m。快晴となり、絶好のコンデションのなかで行われた最終日。優勝争いは横峯さくらが4番からの3連続バーディーで首位に立つと、追いすがる後続を振り切って今季初優勝。6年連続となるLPGAツアー優勝を飾り賞金ランキングでもトップに躍り出た。1打差の2位には辛炫周（シンヒョンジュ・韓国）。さらに1打差の3位タイにはリ エスド（韓国）とテレサ・ルー（台湾）が入った。

「ボードが見えなかったので、最後のパターを打つまではわかりませんでした。神様は、本当に最後の最後まで試練を与えてくれるんだなぁと思いました」と手に汗握る最終日を制した横峯。ここまでも9戦してトップ10以内が5回と安定はしていたが、「先週の公式戦あたりからショットがだいぶ良くなってきました。ドライバーが右にふける事も無くなりました」と手応えを掴んで迎えた今大会だった。「もうちょっと早く勝てれば良かったんですが、苦手意識の強いコースを攻略できたので良かったです」と成長を伺わせるコメント。シーズン開幕当初は今季の目標を「楽しくラウンドすること」にしていた横峯だが、「そうですね、目標変更というか明確な目標が大事なので、最低3勝はしたいです。あとはやっぱり海外のメジャーでも優勝争いはしたいですね」と上方修正。本来の自信を取り戻した横峯が、次週以降も上位を賑わせそうだ。

2位　辛炫周
「今日は3日間の中で1番ショットが悪かったです。トップ5に入れるかどうかも心配でした。でも、後半からショットが良くなってきて、連続バーディーも取れて良かったです。今回2位に入れたので、今後に繋がると思います」。