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2019.3.5

会長・小林浩美が上達の秘訣を伝授

 3月7日、2019年LPGAツアーが開幕する。『第32回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』では、地元密着を理念に掲げ、毎年さまざまな活動を展開している。この取り組みも2002年の第15回大会から17年目。3月5日は、琉球ゴルフ倶楽部近隣の南城市・玉城中学校で、総合学習が行われた。同校をLPGA会長・小林浩美、専務理事・鈴木美重子が訪問し、ゴルフ体験会を実施。121名の1年生が参加した。

 昨年創立70周年をむかえた同校の親泊正幸教頭によれば、「このあたりでは、地域への思い入れが強く、地元企業、PTAの皆さんも率先して学校行事を支えてくれている。生徒も、この総合学習に参加することを楽しみにしています」と歓迎ムード。

 体験会でショット、パッティングをレッスンした小林は、「皆さん元気。楽しかったです。型にはめ込むと難しくなるので、感覚を生かして振ることを中心にレッスンしました」と話した。

 また、ゴルフ体験会に先立って行われた、生徒の将来の夢を語り合う一コマでは、医師、パティシエ、声優など、さまざまな答えが返ってきた。その中のひとり、座波桜花さんの夢は、「ソフトテニスの実業団に入ること」だという。座波さんは、第28回知花杯沖縄県中学校ソフトテニス大会で平良彩妃さんとペアを組み、3位に入る実力の持ち主だ。

 その将来の夢を聞いたLPGA会長・小林は「好きなことに取り組むと、人は集中力が増します。上手くなる近道」と上達の秘訣を熱く伝授。『好きこそものの上手なれ』は、夢をかなえる最短距離。プロゴルファーにも相通ずるところがある。


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