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2019.4.25

連覇を狙う永峰咲希、最終日は特別な日

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2019年LPGAツアー第8戦『38thフジサンケイレディスクラシック』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)が4月25日、静岡県伊東市・川奈ホテルゴルフコース富士コース(6,376ヤード/パー71)で開幕する。24日は、プロアマトーナメントが開催された。

 視界はワイドに、気持ちはリラックス。今大会、プロ初のディフェンディングチャンピオンとして迎えた永峰咲希は口調が滑らかだった。「コースの入り口に私の写真が飾ってありました。うれしいし、はずかしいって感じがします」と話す。ツアー初優勝から1年が過ぎた。「今シーズン、ここまで、いい結果が出ていない。でも、今回はとても良いイメージがたくさんあるコースでプレーできることは、本当にありがたいと思っています。川奈で自分の気持ちを整理しながらプレーする。結果として、連覇がついてきてくれたらいいなぁ。イメージがいいから、それほど緊張もしていません」。しっかりした口調だ。

 連覇のカギは、風とグリーンの読みにある。「コーライグリーンはベントとは違って、入らなくなると、本当にツラい。だから、一喜一憂することなく、打ちたいところに打っているか。しっかりと確認をすることが大切。それから、開き直りでしょう。いずれは入る、と前向きに取り組むことです。また、いい意味で真剣にならない。だいたいでストロークした方が、カップインする。もし、外れてもショックが少ないでしょう。そういった気持ちでプレーできればいいと思います」と説明した。

 というのは最近、ゴルフを難しくしているのでは−との考えがあるからだ。「デビューから経験を積んで、同じ大会へ何年か出ていると、コースのことがわかってくる。ここはダメ。あそはダメとか…。それは、悪いことではないけど、逆にコースの視野を狭くしてしまったとも感じている。調子は悪くありません。今回は、だからフィーリングを大切にします」と力を込めた。大会最終日の28日は自身、24回目の誕生日だ。平成最後のトーナメントでV2は、何ともドラマチック。だからこその自然体である。

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