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2019.4.26

チャレンジの連続 原江里菜の流儀

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

38th フジサンケイレディスクラシック 川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)第1日

 ゴルフはリズム。パッティングの善し悪しがスコアへ直結する。4番でバーディーを奪った直後の5番。5メートルのパーパットが残った。「きょうは、スムーズなストロークができた。しっかり打てたと思う」。悩み続けるパッティングで光明を見いだしたのは、このパーセーブだ。ヒントを得たのは22日に開催された全米女子オープンの最終予選。パッティングで両足を閉じることを試したことだ。

 「ラウンドの後半で、スタンスを閉じたらストロークがとてもスムーズになった。すごくいい感じです」という。さらに、「パッティングの名手、リッキー・ファウラーはスタンスが極端に狭い。そういう選手をイメージしてマネをしてみようと考えた。ただ、狭くするのではなく、スライスラインだったら、スライスのアプローチをするように構え、フックならその逆。イメージを優先できるアドレスを実践することにした。おかげで、無理がないスムーズなストロークができ、良い効果が表れています」と加えた。

 また、2007年以降、今大会は13年連続で出場している。「何にひかれるか。自分でははっきりとわからないけど、川奈が好きです。相性もいい。そんな気持ちがコースへ通じるのか、ミスをしても大けががありません」。チャレンジは多くのチャンスを運んでくる。そして、コースを好きになることも、プロの大事な資質だ。あすもまた、発見と幸運がありますように-。

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