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2019.5.4

原江里菜 感謝と美の逆転Vへ

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント 浜野ゴルフクラブ(千葉県)第2日

 10位タイとはいえ、原江里菜は首位と3打差だ。チャンスは十分にある。開幕戦以来、久々の優勝争い。「もちろん狙います」と即答した。第2日、決して調子が良かったわけではない。「ショットの感じがいまひとつ。ただ、ロングパットが決まり、ピンチをよくしのいだと思う」と1日をかみしめるように分析した。スコアを4つ伸ばしたことで、いい予感が漂ってきたのだろう。

 千葉県で行われる大会では、LPGA1期生・小林法子宅から会場へ-がルーティンだ。尊敬する大先輩について、「まるで母親のようです。うるさいぐらいに世話を焼いてくれます。朝、起きる時間を伝えると、その時間より結構、早く声がかかる。プロの先輩だから、食事にも厳しい。しっかり食べないと、大きくなれないと、いつもいわれますから」と思い出し笑いをしながら、「自宅へ帰ったみたい。ホテルと違い、とても、リラックスさせていただいています。だから今回は、いい親孝行をしたいんですよ」と言葉が弾む。

 ゴールデンウィーク終盤。この日も、ギャラリーが会場を埋め尽くした。人気選手らしく、すさまじいほどの声援を受けている。ファンへの感謝が、粘りを演出した要因のひとつ。「シード落ちした時も、離れずにずっと応援してくださる方がたくさん。皆さんのおかげで、試合にも出場できるし、試合を開催してくださるのだと思っています。だから、成績が良くても悪くても、いつまでも感謝の気持ちを持ち続けたい」。しみじみと語った。

 感謝する心は、内面だけではなく、外見も輝かせる。ところで、紫外線がもっとも強いといわれる、この季節に何か特別なことをしているのだろうか。「日焼けをするでしょう。肌には特に気を遣う。毎晩、毎朝のパックは欠かせませんよ」。優勝副賞は、パナソニックビューティー製品一式だ。確かに、狙わなければ女心がすたる…。

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