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2019.5.5

GWは黄金世代 勝みなみ大逆転!

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2019年LPGAツアー第9戦『パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)大会最終日が5月5日、千葉県市原市・浜野ゴルフクラブ(6,566ヤード/パー72)で行われ、勝みなみが大混戦を制した。雷雲接近、豪雨に見舞われ2時間27分の中断。令和初のトーナメントは長丁場になった。勝負は、通算12アンダーで並んだ全美貞とのプレーオフへ。1ホール目で勝がバーディーを奪い、ツアー通算3勝目(※アマチュア時代1勝含む)を飾った。(天候:晴れ 気温:21.8℃ 風速:3.2m/s)

 プレーオフ1ホール目で決着がついた。勝みなみは、優勝が決定するとバンザイ。令和初勝利に、歓喜のポーズがマッチする。黄金週間は、黄金世代。大逆転の試合内容もすごい。

 1打差を追う、18番。2メートルのバーディートライだった。「ピンまで20ヤードの第3打がちょっと強い。奥2メートルです。難しい。でも、カップへ入れなければなりません」と前置きしてから、「集中して楽しもう。ルーティンも普段と同じでした。特別なことをしていない」と振り返る。これが、プロ3年目の進化だった。外見ではない。メンタルの進化だ。

 昨年オフから、メンタルトレーニングを行っている。「最初は、興味本位。でも、続けていると先生の言葉が理にかなっているというか、ごもっともという感じで、どんどん引き込まれた。気の持ちようでプレーの内容が変わってきたからです。練習から意識を高めれば、プレーの質まで大きな変化があった」。今季は前週まで7戦で、優勝こそなかったが、トップ10フィニッシュが4回と安定感が増した。実践しているのは、コーチから贈られた言葉。『今、ここ、自分』だ。「試合ではこの1打が特別ではない。すべてが同じように大切。よけいなことを考えない。今のゴルフに集中する」という。

 というわけで、最終日も自然体だった。「優勝はまったく意識していなかったです。きょうは、いくつバーディーがとれるか…。ゲーム感覚で行きましょう、とキャディーさんと話していたぐらい。とにかく、楽しくプレーできました」と笑顔で語っている。考えてみれば、時代を構築するトップランナーだ。2014年、KKT杯バンテリンレディスオープンがツアー初勝利。高校生のアマチュアだった。勝が一躍、時の人になり、その存在を追うように新垣比菜、小祝さくら、河本結など、黄金世代が躍動。

 プロ初勝利は新垣に譲ったものの、最も難しいプロフェッショナルの2勝目は同世代で最初に飾った。7位タイからの逆転も印象に残る。加えて、この日は父・秀樹さんが観戦した。「いいゴルフができた。父が応援に来てくれたのは3回目。過去の2回はいまひとつだったし、今回はできれば最終日、最終組の格好いいところを見せられなかったけど、優勝することができたから、本当に良かった」とかみしめるように話す。

 優勝会見が終了したのは19時30分。長い1日にもかかわらず、今、ここ、自分をトークでも実践した。

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