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2019.5.5

渋野日向子に聞いた、第3Rの極意

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント 浜野ゴルフクラブ(千葉県)最終日

 波に乗っているといえば、渋野日向子だろう。最終日もアグレッシブなプレーを披露。全国のファンへPR作戦を展開中である。1番。左端から、5ヤードのピンを果敢に攻めた。2連続バーディーと最高のスタートを切り、赤い数字がリーダーボードを一気に駆け上がる。が、13番以降は思わぬ苦戦を。ただ、18番をバーディーで締めくくり、次週へ再び期待を抱かせた。「イケイケドンドンで攻めた。ショット、パットがかみ合い、とてもいい流れをつくったけど、13番のボギーで、カーッとなって…。勢いをストップさせたことが悔やまれた」と猛省する。

 さらに、続けた。「KKT杯バンテリンレディースオープン第1日、81の大叩き。あきらめず、最下位から予選を通過したことが自信になり、気持ちが吹っ切れた。QTランキングが40位で、微妙でしたからね。今、パッティングの感じがすごくいい」と自己分析する。数値にもはっきりと表れた。平均パット数は堂々の1位、第3Rの平均ストロークは、申ジエに続く、2位。今大会、出場資格はなかったものの、前週2位の成績で滑り込んだ。

 連休も最終盤。コースでは、大ギャラリーの視線が、プロフェッショナルの技にくぎ付けになった。来るべき自身のプレーに備え、素晴らしいイメージとなったこと間違いなし。というわけで、渋野からスタート前、パッティングの最終調整法を聞いてみた。

 「いい方法がありますよ。グリーンの9か所で、カップを取り囲むようにティーペッグを目印に差していく。1本目は、距離が3歩、2本目が4歩、3本目は5歩といった具合。9本目が11歩です。準備ができたら、短い距離から順番にストローク。かなり集中力が増すと思います。簡単に、ティーペッグの本数を減らし、短い距離からでもOK」。黄金世代、黄金のレッスンをお試しあれ。

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