2019.5.8
5月9日はシーズンの計 鈴木愛、覚悟の第1日
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)
シーズンの計は、5月9日にあり。あす、25歳を迎える鈴木愛がしみじみと語った。「誕生日にスコアがいまひとつだと、とても気分が悪いスタートになる。ましてや、今回は公式戦。4日間大会で、第1日に叩くと、メンタルがきつい。最低でイーブンパー。アンダーパーでいきたいと思っている」と気合を込めた。
なぜなら、1年分の悔しさを晴らす−という意気込みの表れ。「公式戦で、これだけ難しいセッティングです。強い選手が上位へ来る。ただ、負けっぱなしはよくない。見ている人。やっている私も、またかい…。去年の大会で痛感しました」と昨年、2位の悔しさ、反省をそんな言葉で表現した。
ところで、25歳といえば、4分の1世紀。今や人生100歳時代といわれている。どう、受け止めているのか。「四捨五入すると、30歳ですね。そういうことでは、ちょっと、どうかと思うけど、プロゴルファーは27歳がピーク。私は、そんなふうに考えている。だから、これから、もっといろいろな面で上向いていくのではないですか」と持論を展開。
一方で、気になるのは前週、痛めた左手の不安だが、「病院へ行こうかと思ったけど、診てもらえば、ストップがかかるかもしれない。だから、アイシングとテーピング、マッサージで乗り切る。テーピングをすれば、大丈夫。今回は公式戦。次週はディフェンディングチャンピオンという、とっても大事な2週間。あまり、左手のことは考えすぎないようにします」と自身へ言い聞かせた。
ちなみに、ファンがものすごく期待している、という質問に、「キャーッ」とひとこと。要は、うれしい悲鳴ということだろう。25歳のスタートにかけている。
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