ＬＰＧＡツアーチャンピオンシップリコーカップ　開催！

　2010LPGAツアーもいよいよ最終戦を迎えた。『LPGAツアーチャンピオンシップ　リコーカップ』（賞金総額1億円、優勝賞金2,500万円）主催：社団法人日本女子プロゴルフ協会、日本テレビ放送網株式会社、特別協賛：株式会社リコー、戦いの舞台は今年も、宮崎空港からほど近く、海沿いの松林にセパレートされた高低差の少ない、美しいシーサイドコースで知られている宮崎カントリークラブ（6,520Yards、Par72）で25日（木）より開幕する。 2010年のラストゲームは今年のツアー優勝者と賞金ランク25位までの選手にしか出場権がない。いわば、今年の最優秀選手を決める頂上決戦。“今季最強プレーヤー”の称号をかけて激突する。

【出場選手】（29名）　〔　〕は本大会出場回数
アンソンジュ〔初〕、横峯さくら〔6〕、全美貞〔6〕、馬場ゆかり〔4〕、有村智恵〔4〕、佐伯三貴〔3〕、藤田幸希〔4〕、不動裕理〔14〕、飯島茜〔5〕、金ナリ〔初〕、北田瑠衣〔5〕、朴仁妃〔初〕、ニッキー・キャンベル〔5〕、李知姫〔7〕、ヤング・キム〔初〕、服部真夕〔3〕、上原彩子〔4〕、中田美枝〔3〕、諸見里しのぶ〔5〕、イムウナ〔3〕、宮里美香〔初〕、竹末裕美〔2〕、辛炫周〔5〕、イナリ〔初〕、森田理香子〔初〕、福嶋晃子〔16〕、ウェイユンジェ〔4〕、鬼澤信子〔初〕、甲田良美〔初〕

　この頂上決戦に初出場の切符を手に入れたのは優勝者からは７人。ファイナルQTの資格で今季LPGAツアーに初参戦、開幕の『ダイキンオーキッドレディス』でいきなり初優勝、鮮烈デビューから4勝を挙げ、優勝以外でもトップ10に14回と圧倒的な強さで、最終戦を前にして賞金女王を決めたアンソンジュ（韓国）をはじめ、4月の『西陣レディス』で日本ツアー4戦目にして念願の初優勝、2008年『全米女子オープン』チャンピオンの朴仁妃（ﾊﾟｸｲﾝﾋﾞ・韓国）。6月の｢リゾートトラストレディス｣、ルーキーイヤーで優勝を飾った甲田良美。8月の『ニトリレディス』でプロ21年目にして悲願の初優勝を飾った鬼澤信子。米ツアーを主戦場とし、『日本女子オープン』では大会記録を更新するなど、他を寄せ付けない圧倒的な強さで初優勝を果たした宮里美香。10月の『樋口久子IDC大塚家具レディス』ではLPGAツアー記録タイとなる最終日62のビッグスコアをマークし、初優勝を果たした森田理香子。最後に先週の『大王製紙エリエールレディス』を制した金ナリ（韓国）。賞金ランク上位25位内からの初出場はヤング・キムとイナリ の韓国勢だ。その中でも2010年度の好調をキープしてきたのがヤング・キム。ファイナルＱＴ1位通過で初参戦した今年は、3戦目の『Tポイントレディス』で3位タイ、『ニチレイレディス』で2位など、シーズン序盤の6月時点で賞金シード入りを早々モノにした。

　すでに先週、賞金女王の栄冠はアンソンジュに輝いたが、賞金レースは終わったわけではない。賞金ランキング2位以下の熾烈な争いは続いている。同４位の馬場ゆかりは、まだまだ2位とは射程圏内。同3位の全美貞と132万円差、同2位の横峯とは973万円差だ。この『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』は優勝2,500万円のビックプライス。馬場の成績次第では2位と逆転のチャンスも広がってきた。馬場は今季2位が4回、3位が5回と、何度も優勝争いに加わりながらも、あと一歩のところで優勝を逃してきた。誰よりも悔しい思いをし続けてきただけに、最終戦へかける思いは人一倍だ。「リコーカップは一番目標としている大会なので、“優勝”を狙っていきます。しっかり体のケアをして4日間競技を戦える体力を残しておきたいと思います」。と馬場は、このラストチャンスにかけ、高いモチベーションを保ったまま、ラストゲームに臨む。

　昨年大会は最終戦、最終日、最終ホールでの大逆転、劇的な優勝と賞金女王を勝ち取った、ディフェンディングチャンピオンの横峯さくらは、リコーカップへの思いをこう語っている。「昨年のリコーカップは、逆転優勝、それプラス賞金女王になれたのですごく思い出深い試合になりました。連覇がかかっているのは自分だけなので、今年も優勝を是非狙っていきたいです」地元宮崎開催については「沢山のお客さん、更に親戚や知り合いが応援にかけつけてくれるので、モチベーションが高まります。昨年も応援がとても力になりました。自分のペースでベストを尽くしたいです。是非、会場に観に来てください」。

　この1年間、LPGAツアーでは、様々なドラマが繰り広げられてきた。その一つ一つがここ宮崎に集約され、今週は今年一番といっていい、さらに劇的なドラマが誕生するであろう。泣いても笑っても、これが今シーズン最終戦。「プロになったからには一度は出たいトーナメント」と選手たちが口を揃える。選ばれし者しか立つことが許されないこの大舞台・宮崎カントリークラブでのプレーが、2010年の集大成となる。

大会当日は混雑が予想されますので、電車・バスのご利用をお願いいたします。
総合運動公園の駐車場は、土・日に限り有料（一日300円）となりますので予めご了承下さい。

■電車・バス・飛行機でお越しの方は
・宮崎空港から会場まで無料送迎バスを運行しております（約5分）
■自動車でお越しの方は
・ギャラリー駐車場は総合運動公園の駐車場をご利用下さい。
（クラブハウス前駐車場は、関係者専用となっております。）
・駐車場から会場までは、無料送迎バスを随時運行しております。（約10分）
尚、駐車料金の払い戻しは一切致しませんのでご了承下さい。